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親日国を反日国にしない為に私たちがやるべきこと

      2015/07/20

反日というと狭義ではかつて日本が侵略戦争をしたことへの憎悪感情を指すのが一般的ですが、広義では「単純に日本が嫌い」というものも含まれるでしょう。

この「単純に日本が嫌い」という反日思想は親日国・友好国の人であっても、さらには日本人であっても起き得るのです。何故なら思想・感情は変わりゆくものだからです。だから、歴史問題以上に真剣に考えなければなりません。

ツイッター&SNSの浸透で「良い国」アピールは難しくなった

これまで日本は「好きな国」として上位にランクインしていました。これは日本が良い国であると「認識」されているからです。言ってしまえばこれまでネガティブな情報が海外に伝わることがあまり無かったからです。

しかし、現在はツイッターやSNSが浸透して情報が世界中に筒抜けなワケです。韓国・朝鮮・中国人対してヘイトスピーチが当たり前のように行われている現状や、それを罰する法律が存在しないという差別への認識の甘さ、首相を始めとした政治家の問題行動など確実に日本の評価を低下させる情報がオープンになっているわけです。

先日のイスラム国(ISIS)日本人人質殺害事件では犯行声明映像を面白おかしく加工し、テロリストを挑発して人質を更なる危険にさらすという、あまりにも愚かな行為が世界に拡散されました。これを見た外国人は「日本は人命を軽視する国だ」と思ったはずです。

本当の意味で「美しい国」へ

いくら安倍首相が「美しい国、日本」などと言っても、表面的に取り繕うだけではいずれ見透かされ、愛想を尽かされるでしょう。それが続けば、嫌悪が生まれ、いずれは反日感情になりかねません。

いくら「反日を止めろ」と言ったところで意味がありません。反日が生まれる根本的な原因は我々日本人にあります。なので、反日を起こさせない・無くす為には我々が行動を改める必要があります

日本がこれまで通り、「世界から好かれる国」である為には、ヘイトスピーチを止め、差別問題を真剣に考え、一人ひとりが自分の行動に責任を持ち、かつ、これまで通り日本の良さを世界に発信し続けることが大切ではないでしょうか。

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