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「解散しないで」と言ってるSMAPファンは問題の本質を理解しているのだろうか?

   

今年一杯で解散することになったSMAPですが、やはり熱心なファンは諦めきれない様で「解散しないで!」「また皆で活動して欲しい」と言った声が多いようです。

しかし、その願いは叶うことは無いでしょう。

なぜなら、SMAP解散の理由は喧嘩別れでは無いからです。

SMAPファンが解散しないよう抗議する姿を見るからに「騒動の本質を理解していないのではないか」と思うんですよね。

SMAP解散の理由は「派閥争い」

SMAP解散騒動の本質というかそもそもの原因ですが、それは「ジャニーズ事務所派」と「飯島マネージャー派」の派閥争いにあります。

ジャニーズ事務所社長メリー喜多川氏とSMAPの育ての親である飯島マネージャーの間でゴタゴタがあり、結果的に飯島マネージャーは追い出される事になりました。

そして、SMAPメンバーは「事務所を取るか」、「育ての親を取るか」の究極の選択を迫られるわけです。

その結果、木村は事務所を選び、中居、香取、草なぎ、稲垣は育ての親を選びました。飯島マネージャーは既にジャニーズ事務所の人間では無い為、彼女を追うのであれば事務所を脱退する必要があるわけです。

「解散しないで」は「育ての親を捨てろ」と言ってるようなもの

つまり、SMAPメンバーの仲がいくら良くてもこの問題は解決しないんですよね。

「解散しない」という選択をすることは、育ての親である飯島マネージャーを裏切る事になるわけです。

SMAPメンバーが自分の意思で解散をしないと決めたのであれば、その意志は尊重すべきですが、ファンが解散しない方向へ誘導していく事は残酷だと思うんですよね。

もちろん、ファンの「解散しないで」という想いはSMAPメンバーにとって嬉しいものだと思います。しかし、同時に彼らを苦しめる事でもあるのです。

解散後も一部のメンバーは事務所に残ると言われていますが本心では無いでしょう。本心であればそもそも解散する必要が無いからです。

ファンであれば彼らの意思を尊重すべきです。もしくは、原因であるメリー喜多川氏と飯島マネージャーを和解させるように行動することではないでしょうか。

 - 雑記