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人を叱るべき時とそうでない時の見極め方

      2015/11/09

scold

あなたが人の親だったら、または部下を持つ上司だったら、恋人や友人でもよいだろう。そういった人と接点があれば少なからず人を叱ったり誤りを注意する機会があると思う。そして、場合によっては叱るべきなのか、それとも叱らないべきなのか判断に迷うこともあると思う。このことに関して私の考えを共有しようと思う。

私は叱るべき時なのかそうでないのかは以下のように判断すべきだと思っている。

叱るべき時
出来る事をやろうとしない時、悪い意味で手を抜いた時
叱るべきでない時
やるべきことをやったのに失敗し、成果が出せなかった時

適切な判断をするには相手をよく観察知る必要がある

叱るべき時とそうでない時の見極めは意外と難しいかもしれない。何故なら相手を注意深く観察しなければいけないからだ。叱るべき時とそうでない時のいずれも結果は同じだ(両方とも共通して失敗している)。だから過程を見なければならない。

過程を見るということは、結果という”一瞬”を見ることとは異なり、長いスパンを要する。だからこそ適切に叱る、あえて叱らないという選択は重要だ。相手側からしたら「自分の為に時間を割いてくれている」というのは嬉しいと感じるはずだ(表面的な感情は異なるかもしれないが)。

この選択を誤るといわゆる「理不尽」な扱いをすることになるので、相手に恨まれたり、嫌われたり、傷つけたりとロクなことにならない。「こんなに頑張ったのに何故評価してくれないんだ・・・」というように。特に小さい子供を叱る時は重要で誤った判断をすれば親に対して心を閉ざしかねない。適切な選択をすれば、たとえ叱られたとしても「自分が悪いんだから仕方が無い」と納得がいく。

しっかりと相手を観察すれば答えはおのずと見えてくる

現時点であなたが、叱るべきか?叱らないべきか?で悩んでいるとするなら、それは”観察不足”である可能性が高い。

大切なのは我が子だろうと、部下であろうと、友人だろうと恋人だろうと相手の行動をよく観察することだ。しっかりと相手を観察すればおのずと叱るべき時とそうでない時の見極めが自然にできるはずだ。なぜなら、失敗しようとも努力の過程を知っていれば叱ろうなんて思わない、むしろ頑張りを褒めたいと思うはず。逆にたとえ良い結果をだしてもいい加減な過程を見ていれば文句の一つでも言いたくなるはずだ。

だいたい、「褒めて伸ばす」「 叱って伸ばす」理論がおかしい

昔から、「この子は褒めてやると伸びるんです」だとか、「この子は叱ってやると本気を出すんです」という考え方があるがこれ自体に疑問を感じる。

これまで述べてきたように叱るべき時は叱り、褒めるべき時は褒めるのが正しくないだろうか?

「この子はこういうタイプだから・・・」と言って叱るか褒めるかを判断していたらきっと捻くれた性格や自分に甘い性格になってしまうはずだ。

相手のことを思うなら、やはり、きちんと行動を見て判断すべきだと思う。

自己批判と思考することの大切さ

 - 雑記