ウクライナ・ロシア戦争の諸悪の根源がアメリカである理由
ロシアによるウクライナ侵攻が始まって早くも2か月が過ぎました。
日本でのメディア報道を見ると「ロシアが一方的に悪い」と感じる人が大半だと思いますが、現実は違います。
諸悪の根源はウクライナを支援するアメリカと私は考えます。
ウクライナ・ロシア戦争の諸悪の根源がアメリカである理由
この戦争の諸悪の根源がアメリカである理由は主に2つあります。
ロシアはアメリカによる侵攻を本気で恐れている
1つはロシアはアメリカやNATOによる侵攻を本気で恐れていて、ウクライナを侵攻してでも阻止するしかない状況まで追い込まれていたかも知れないということです。
「アメリカやNATOがロシアを侵攻??そんな馬鹿なことがあるか!!」
と思うかもしれません。
しかし、これは欧米側の日本だからこそそう思うのであって、敵対する国はそうは思わないのです。
実際、米国やNATO加盟国は捏造証言や言いがかりでイラク侵攻を行っているんですよね。
つまり、「敵対国には適当な理由を付けてでも侵攻する」という前例があるので、ロシアからすれば「今度はロシアが侵攻される…」と本気で思っている可能性があるのです。
『ロシアの弱体化』という目的の為にウクライナを犠牲にするアメリカ
もう1つの理由は、この戦争がアメリカが仕組んだものである可能性です。
先日、CNNはオースティン米国防長官が『ロシアの弱体化』が目標であると報じました。
『ロシアの弱体化』を行うには戦争を長期化させて消耗させる必要があります。これはウクライナ国民が望む『停戦』とは真逆です。
要するに、アメリカは目的達成の為にウクライナ国民の命を利用しているということになります。
『ロシアの弱体化』は長らくアメリカが望んでいる事なので、この戦争自体がアメリカが仕組んだものである可能性もあると思います。
実際、アメリカはロシアの警告を無視してNATOを東方拡大したので、今回の侵攻の一因になっているのは間違いありません。
実はウクライナも悪い。ウクライナが行っている差別的な政策とは?
そして、ウクライナもウクライナで今回の侵攻の一因を作っています。
まず、1つが東部ドンバスでのロシア系住民の殺害です。
『ドンバス戦争』というぐらいなので、虐殺というよりも『戦争による被害者』という側面が強いと思いますが、地元住民にとって悲劇であることは変わりありません。
そして、もう1つが決定的です。
ウクライナ政府はロシア語を排除する政策を行っています。
ロシア語排除の政策は2014年頃から考案され、2017年に実施、テレビ番組や映画、ラジオなどでのロシア語の使用が制限されました。2020年には義務教育でのロシア語使用を完全廃止するとノヴォザド教育大臣が方針を定めました(実際に実施したかは不明)。
こうなった背景には様々な理由があると思いますが、それでも差別的な政策であるのは間違いまりませんし、民主主義国家とは思えない愚策と言えるでしょう。アメリカで同じような政策をすれば瞬時に国際的信用を無くします。
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こういった背景を考えると、この戦争は起こるべくして起きたと言わざるを得ないでしょう。