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意外な事実!?ネットとマスコミの世論調査が正反対な理由

   

「ネットとテレビで世論調査の結果が全然違う!マスコミは捏造している!」

よくこういった話を耳にしませんか?

しかし、本当にマスコミが捏造しているのでしょうか?

確かに、マスコミによる捏造騒動が問題になった事はあるにはあります。しかし、ほとんどの世論調査に捏造は無いと考えます。

その理由について今回は解説していきます。

ネットとマスコミの世論調査が正反対な理由

マスコミの世論調査が捏造ではないのなら、一体なぜネットと正反対の結果が出てしまうのか?

気になりますか?

その前に、分かり易い例を挙げると、安倍首相辞任表明後の自民党総裁選。

ネットでは支持率の低い石破茂氏ですが、テレビや新聞などのマスコミによる世論調査では高い支持(次期首相にふさわしい1位が石破氏です)を得ているんですよね。

マスコミは左派・リベラルだから?

いいえ、違います。
右派・保守の産経新聞、読売新聞でも石破氏の人気は高いです。

以上のことから捏造の可能性は無いと言えるでしょう。

では何故、ここまで違う結果になるのか?
それは『ネットでの影響力』の問題です。詳しくは次の項目で解説します。

保守・右派には影響力が大きいインフルエンサーがいるため

ネット上では保守派・右派には影響力の大きいインフルエンサーが多く存在します。

例えば、高須クリニックの高須克弥氏、『永遠の0』などで有名な作家の百田尚樹氏、タレントのつるの剛士氏といった人達です。

彼らの発信力が非常に高い為、彼らが取り上げたニュースに関しては必ずと言っていいほど、保守派・右派寄りの意見で占められるようになるんですよね。

要するに、どちらかというと世論調査に捏造があるとするならネットの方なんです(厳密には捏造ではありませんが『信用ならない数字』という意味で)。

マスコミの世論調査はインフルエンサーの介入が無いので、全く違う結果になるのです。

リベラル・左派のインフルエンサーが少ない理由

「マスコミの世論調査で石破氏が人気1位になるのなら、リベラル・左派のインフルエンサーも多くいるハズでは?」と思うかも知れません。

しかし、日本ではそれが難しい現状があります。

ネット世論を見ると「石破は中国共産党の手先だ!」「左翼は反日・売国奴!」というようなヘイトがかなり多く目につきます。

匿名ならまだしも知名度がある有名人が名乗り出たらかなりの被害が予想されます。これでは、うかつにリベラル・左派を名乗り出れるわけがありませんよね。

しかし、臆する必要はありません。

臆せずリベラル・左派も声を上げることが大切

石破氏が人気1位という事は、日本人の多くはリベラル・左派寄りの思想であると考えられます。

だから、臆せずに一人一人が声を上げることで、「この考えが主流・多数派である」とアピールすることで、リベラル・左派に対するヘイトは無くなっていくと思います。

ヘイトを行う人は基本的に「自分が多数派だと勘違いして安全圏から攻撃しているだけ」ですからね。

 - 雑記