コラム.tokyo

政治・社会問題など堅めのニュースを素人目線で考察していくブログです

コロナ接触確認アプリ公開で政府が犯した致命的なミスとは?

   

6月19日、ようやく日本でも新型コロナウイルス接触確認アプリが公開されましたが、率直な感想として日本で普及させることはかなり難しいと思います。そして、その原因は政府の無策のせいでもあります。

政府はコロナ接触確認アプリを普及させるチャンスを逃した

今月イタリアでも同種のアプリが配布開始されましたが、公開1週間で人口の4.5%ほどしか普及していないようです。また、シンガポールでは先駆けて3月から配布が始まっていますが3割程度にとどまっているようです。

この状況を考えると政府が目標とする『6割以上の普及』に達するのは相当難しいと思います。達成するとしても半年ぐらいはかかると思います。

政府は日本で普及させる大きなチャンスを2つ逃したと私は考えます。

配布する時期が遅すぎた

単純に考えてアプリの配布時期が遅過ぎです。

本来なら緊急事態宣言を出すタイミングで公開・配布するべきでした。国民の危機意識が最大限に高まっている時であればスムーズに普及出来るからです。

アプリが完成してなくても、アプリの外枠だけでもダウンロードさせておいて中身はアップデートで実装すれば済むわけです。これなら1月ぐらいから配布も可能だったはずです。

配布する方法を見誤った

まだ公開されて間もないので、今後政府がどういった方法で普及させていくかは分かりませんが既に決定的なチャンスを逃しています。

先日、全国民に配布されたアベノマスク定額給付金申請用紙、あれを活用すれば良かったと思います。

具体的にはそれらにアプリダウンロードのQRコードを同梱するというものです。政府がオフィシャルに配布するものに同梱されていれば「重要なもの」だと認識して多くの国民がダウンロードすると思うんですよね。

・・・

以上の2点が実行されていれば、既に3~4割の国民に普及していたのではないかと思います。

差別の原因になる?場所特定が出来なければ意味が無い?

中には「差別の原因になるのでは?」と心配する人や、「場所特定が出来なければ意味が無い」と言ってアプリの利用に否定的な人も数多く見受けられます。

まず、差別の原因にはなりません
なぜなら、感染場所や感染時刻は記憶されない仕組みなので、誰から感染したかは分からないようになっているからです。

一方で、「場所特定が出来なければ意味が無い」という事もありません。
なぜなら、接触場所がどこであれ接触が通知されれば原則自宅待機することになるからです。

6割以上普及で効果が期待できるアプリ。一人でも多くの国民が利用することが重要

先ほども簡単に触れましたが、コロナ接触確認アプリは国民の6割以上に普及して効果が出てくるものです。

アプリをインストールしている人同士が接触することでデータが記録されていくので、国民の1割にも満たない人が利用しているだけではほとんど意味を成さないのです。一人でも多くの人が利用することが重要です。

 - 雑記