コラム.tokyo

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【コロナウイルス】「クルーズ船と国内感染者でカウントを分けろ」という主張は無意味

   

日本に停泊しているクルーズ船でコロナウイルスの感染拡大が問題視されています。

これについて自民党の佐藤正久議員はこのようにツイートしています。

「海外の方はは勘違いしやすいからカウント数を区分すべき」という旨の内容です。

しかし私は全くの無意味だと思います。それどころか更なる感染拡大の原因にもなりうるのではないかと懸念しています。

クルーズ船と国内感染者でカウントを分けるのは無意味な理由

クルーズ船と国内感染者でカウントを分けるのは無意味です。

その理由は、感染者は国内の病院に搬送され治療されるからです。

完治するまで下船させないならカウントを分ける意味はあると思いますが、国内の病院に搬送するならカウントを分ける意味はありません。

海外の人が知りたいのは『感染するリスクの高さ』である

国別に感染者数をカウントするのは、その国での感染のリスクを知る為です。

感染者を国内の病院に搬送しているという事は、それだけの人数の感染者が日本国内に留まっているということです。つまり、それだけ感染のリスクが高まるという事なんですよね。

この考えに納得がいかない人もいると思うので、分かりやすいケースを紹介します。

『国内感染者0人』でも感染リスクは高い

例えば、日本国内で感染した人が0人だとしましょう。

その一方で、クルーズ船で感染した人が10,000人いるとして、彼らが国内の病院に搬送されたとします。

佐藤正久議員の理屈では別々にカウントすれば「海外の方が勘違いしなくなる」ようですが、国内感染者が0人でもクルーズ船感染者が10,000人なら感染のリスクは当然高くなります。海外の人は日本に渡航するのを躊躇しますし、それ以上に日本に住む人々が不安になるはずです。

ですから、カウントを分ける意味など無いのです。それどころか『国内感染者0人』という情報を鵜呑みにすれば、警戒心が解けて感染の可能性が高まるなんてことにもなりかねないのです。

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正直な話、あえてカウントを分けて日本国内の感染者数を少なく見せるのは、政府の対応の甘さへの批判を反らす為の印象操作だと勘ぐってしまいますね…。

 - 雑記