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「イジメじゃなくて暴行・傷害だろ!」と言う人はイジメられた経験がない人

   

イジメ(虐め・苛め)がニュースになるとこういう意見が多く見られます。

  • イジメじゃなくて暴行・傷害だろ!
  • イジメは何故逮捕されないんだ?
  • イジメという言葉を使って罪を軽くするな!

こういった勘違いが本当に多いんですよね。

もしかしたら、これを読んでいる方も勘違いしている可能性もあるので解説したいと思います。

イジメは罪が軽い?イジメと暴行・傷害の違い

イジメとは暴行(傷害)、暴言、器物破損などを包括的に含めた概念を言います。

それに加えて、主に特定の弱者を標的にして行われるという特徴があります。

図のような感じで、そもそも括りが違うんです。

イジメというのは大枠の部分であるので直接的な法的責任は問われません。その中身である暴行、暴言、器物破損などの内容に対して罪が課せられるということです。

しかし、この概念を知った上で「イジメという言葉は罪が軽く感じるからやめるべき」という人もいます。

私はただの暴行・暴言よりもイジメによる暴行・暴言の方が悪質だと思います。

ただの暴行・暴言よりもイジメによる暴行・暴言の方が悪質である理由

なぜ私がそう思うのかはいたって単純な話です。

上の図にもあるようにイジメは特定の弱者に対して行われるのでより悪質なんですよね。

例えば、仲の良い友人であっても喧嘩になって暴行・暴言を行ってしまう可能性はありますよね。でも、喧嘩して仲直りすれば大して問題視もされないでしょう。

一方で、弱者に対して行われるイジメは誰の目から見ても悪質なわけです。陰湿さだったり、差別的な要素が含まれるのがイジメなんです。

「イジメじゃなくて暴行・傷害だろ!」と言う人はイジメられた経験がない人

個人的な見解ですが、「イジメじゃなくて暴行だろ!」と主張している人はイジメられた経験が無い人だと思います。

先ほど説明した様にイジメには暴行以外にも様々な要素が含まれているわけなので、『イジメ=暴行』とは言い表せないからです。

それに、イジメの内容って暴行・傷害、暴言・誹謗中傷、器物破損といった犯罪行為だけに収まらないんですよね。

例えば、身体的特徴をイジられたり、好きな子を皆の前でバラされたり、仲間外れにされたりなど、他にも沢山あります。一言にイジメと言っても内容は多岐にわたるんです。

ですから、「イジメじゃなくて暴行だろ!」と言い換える人はイジメの実態をよく知らないのではないかと思うんですよね。

もちろん、その人もイジメを軽く見せない為に善意で言い換えていると思います。善意であるからこそ、もっとイジメについて深く知ってほしいと思いました。

 - 雑記