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香港デモの警察の対応が酷い?本当なのか真実を徹底検証!

      2019/09/03

香港で起きている民主化デモが激化しているようです。

暴徒が火炎瓶を使うなどして警察側も武力で鎮圧をする事態になっています。

と、ここまでは大手メディアで報じられている内容です。

しかし、今回のデモの中心人物とも言えるアグネス・チョウ(周庭)さんは警察の酷さを訴えます。

このツイートと動画を見た限りでは「香港の警察って暴力的だな…」と感じた人も多いかと思います。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

アグネス・チョウさんの一方的な主張という可能性はありませんか?

この記事では真実を明かすため徹底検証します。

香港警察が一般市民に暴力を振るったのは本当か嘘か?検証します

先ほどの地下鉄駅構内で香港警察が一般市民に暴力を振るったという主張について、私は事実に反していると思いました。

ます、以下の動画をご覧ください。

この動画を見る限り、地下鉄に立てこもったデモ隊を鎮圧するために警官が突入したように見えます。駅構内もデモ隊により荒らされています。

アグネス・チョウさんが『一般市民』と称している人物も、デモ隊と同じ黒マスクで顔を隠しているんですよね。

そもそも、地下鉄に不法に立てこもっている時点で一般市民ではないというのが私の見解です。

警察の立場になって考えれば当然の対応

また、警察の立場になって考えれば当然の対応だと思うんですよね。

警察の仕事は『治安維持』であり『市民の保護』です。

デモ隊により地下鉄が占拠されたり荒らされたりすれば、デモに参加していない本当の一般市民はいい迷惑ですからね。

交通機関が麻痺すれば仕事にも行けなくなるわけですし、市民に危害を加える暴徒も出てくるでしょうから、警察はこうした強硬手段を取らざるを得ないわけです。

香港警察がデモ隊に向かって火炎瓶を投げた疑惑について検証

今回のデモは内容的に日本の保守・右翼が支持しています。

保守を自称する上念司氏は「香港警察が火炎瓶をデモ隊に投げた証拠」というツイートを拡散しています。

実はこれ、全くのデマで捏造された映像なんです。真相は以下のツイートで明かされています。

この捏造映像を拡散したCNNは香港警察に謝罪しています。

多くの指摘がされているのに上念氏はツイートを訂正しようともせず、続けて以下のツイートをします。

実はこれも捏造が濃厚です。それを解説するツイートはこちら。

拳銃をしまうホルスターが簡素という理由です。警察のホルスターは拳銃が簡単に盗まれないようにロック機構が付いているのに、これにはそれが無いということみたいです。

上念氏は「警察がデモ隊になりすました」という旨のツイートを拡散しましたが、逆で「デモ隊が警察になりすましている」ということなんです。

その後上念氏はこのようなツイートをします。

さすがに分が悪くなったのかデモ隊が火炎瓶を投げたことを認めましたが、「本気で当てにいってない」と謎の擁護姿勢。

普通に建物に引火しているんですが…。

アグネス・チョウさんは「暴徒ではない」とこういうツイートをしています。

ここまで紹介したようにデモ隊の酷い惨状あるのに綺麗な絵を見せられてもシラケるだけですよね…。

正直な話、日本の極左団体の革マル派や中核派と大差ないというか、行動を起こしている時点でそれより酷いと言わざるを得ません。

香港デモを日本のマスコミがあまり報じない理由

このデモについて日本のマスコミはあまり取り上げないことに怒りの声を上げている人がいますが何故でしょうか?

中国共産党への配慮?

いいえ、違うと思います。

真実を伝えたらデモ隊に不利だからでしょう。

過激化したデモを報じても支持はされないはずです。民主化から遠のきます。

この流れを応援したくても出来ない、そういう状態なんだと思います。

暴力に訴えれば国際社会から見放される

個人的には民主化を応援したいところですが、このような暴力に訴えたら支持できなくなります。

なぜなら「暴力で勝ち取れば、その後も暴力で支配される」という光景が目に浮かぶからです。

それに、国際社会も暴力的なデモを支持しにくいでしょう。

今やネットで世界と繋がれるわけですから、暴力に訴えず真っ当な方法で世の中を変えることも可能だと思うんですよね。それに早く気付いてもらいたいですね…。

 - 雑記