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森友文書改竄事件の真相を考える。首相の関与が無くても忖度があれば辞職レベルの責任問題になる

   

現時点では森友文書改竄がどういった理由で行われたかは明らかになっていません。

ただ、色々と考えた結果、真相に近いストーリーが見えてきました。今回はそれについてまとめていきます。

発端は「私や妻が関与したのなら、総理大臣も国会議員もやめる」という発言

多くのメディアが報じていますが、今回の改竄の全ての始まりは安倍首相の「私や妻が関与したのなら、総理大臣も国会議員もやめる」という発言です。この発言が原因で忖度が働いたのだと思います。

麻生大臣は「政治家への忖度は考えていない」と忖度を否定し、「佐川氏の答弁に整合性を取る為に職員が勝手に書き換えた」などと言っていますが、これはだいぶ無理がある主張です。なぜなら佐川氏の答弁とは関係の無い箇所も多く書き換えられているからです。

昭恵夫人や安倍首相に関する部分の書き換えは、まさに忖度が働いたと言えるでしょう。

佐川氏は調査に非協力的な安倍首相を見て関与を疑い改竄指示か?

皆さんもご存知だと思いますが、安倍首相はこれまで森友問題の真相究明に非協力的でした。例えば以下の様なものがあります。

  • 森友学園のゴミ撤去費用の問題で掘り起こしを拒否
  • 安倍昭恵夫人の証人喚問を拒否
  • その他、全体的に対応が遅い

野党を始め多くの人が「なぜ真相究明に協力しないのか?」と安倍首相の対応を不信に思ったはずです。実際、去年の世論調査でも国民の7~8割が「安倍首相の説明に納得がいかない」という結果が出ているんですよね。

当然、佐川氏も同じことを思ったはずです。「もしかしたら本当に関与しているのかも…?」と。

だから、佐川氏は首相を庇うため忖度し、虚偽の答弁をし、整合性を取る為に改竄を指示したのではないかと考えられるのです。

削除された部分は安倍夫妻が直接関与したことを示すものではなさそうですが、その記述があることで余計な疑惑が増えると判断し削除したのではないかと思います。

関与が無くとも忖度の動機となったなら辞職レベルの問題になる理由

現時点では安倍夫妻の関与の有無は分かりません。もし関与があれば大問題です。刑事事件になってもおかしくありません。

関与が無くとも、忖度の動機になっていれば安倍首相の責任は大きいです。

もちろん「何が」動機になったかにもよりますが、『真相究明に非協力的』という首相の”問題のある政治姿勢”が忖度の動機なら責任は免れられないでしょう。なぜなら、首相の対応の悪さが改竄の主原因なわけですから。

自殺した近畿財務局職員が「常識が壊れた」などと親族に言い残していたことから、自殺理由は改竄を指示された事と考えることできます(参考)。つまり、改竄の主原因が安倍首相の政治姿勢にあるとすれば、自殺の原因も安倍首相にあると考える事が出来るわけです。少なくとも去年から森友問題の解決に真摯に取り組めばこういう事態にはなっていなかったはずです。

麻生大臣は「政治家は関与してない、忖度してない」などと無関係を強調していますが、少なくとも忖度したかは本人にしか分からないのでそう断言できないはずです。それに逮捕されるリスクを負ってまで現場が勝手に改竄するメリットがあるのか疑問です。

 - 雑記