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非難殺到!礼儀、礼節…日馬富士の謝罪無き引退会見。相撲界と政界の体質の共通点

   

伊勢ケ濱親方の涙によって始まった、日馬富士の引退会見。実質的な謝罪会見のはずが、「反省してない」などと視聴者から激しい非難が浴びせられる事態になってしまいました。

礼儀と礼節…暴行被害者への貴ノ岩への謝罪は無し!それどころか原因は向こうにあるかのような物言い…

先日、日馬富士に暴行を受けた貴ノ岩が痛々しい頭部を公開しました。

日馬富士は「ビール瓶では殴っていない」と主張し警察もそうだと判断したわけですが、傷の深刻さを見れば何で殴ったかは大した問題ではないという事が分かります(リモコンで殴ったと結論付けられました)。重要なのは相手に深刻な被害を負わせたという事実です。

私は今回の引退は事態を深刻に受け止めた結果だと考えていたのですが、世間を騒がせた事への謝罪はあったものの、暴行被害者の貴ノ岩への謝罪はありませんでした。それどころか、「礼儀礼節を正すことは先輩としての義務」などと言い、実質的な謝罪会見であるのにも関わらず被害者を非難するかのような物言いをしたわけです。

これでは「ちっとも反省してない!」と非難殺到して当然です。伊勢ケ濱親方の涙も「なぜ日馬富士がこんな目に遭わないといけないんだ・・・」という思いがあったからだと邪推してしまいます。

伊勢ケ濱親方は記者の質問に逆切れ

謝罪しない日馬富士もさることながら、伊勢ケ濱親方の対応も最悪です。

記者の追及に対してこんな一幕がありました。

ーーこれから角界にどのように関わっていくのか。

伊勢ケ濱親方)今日引退したばかりなんだから、(話さなくても)いいでしょ。

ーー何があったのか、事件当日のことを。

伊勢ケ濱親方)ちょっといいですか、今の質問に対して。あのまだ、捜査が続いていますので。おんなじような質問が続いているので。

出典 ハフポスト:http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/29/isegahama_a_23291238/

実質的な謝罪会見で取る姿勢ではありませんよね。貴ノ岩の態度に問題があったのかも知れませんが、深刻な被害を合わせた事実は変わらないわけですから、こういった場で不快感を表すのはどうかと思いました。

最悪の謝罪。相撲界と政界の体質は共通するものがある

こういった相撲界の悪しき体質は、政界(安倍政権)にも共通します。

先日の解散総選挙の少し前、安倍内閣の支持率低迷を理由に安倍首相は謝罪を行ったわけです。しかし、その謝罪はいい加減なもので「野党の挑発に乗ってしまった」などと言い、野党が悪いかのように印象操作を行ったわけです。これは、「貴ノ岩が悪い」と印象付ける相撲界と通じるものがあります。

もちろん、与党と野党、日馬富士と貴ノ岩と双方に問題があるからこういった問題が起こるのだと思いますが、謝罪会見という場では相手にも非があるかのような主張はしてはならないんですよね。なぜなら、そんなことをすれば「反省していない」と反発を買うだけだからです。事実の追及はそれとは別に行うべきです。

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