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「安倍政権ではなく北朝鮮を非難すべき」と言う人達は日本の平和を真剣に考えているのか?

   

北朝鮮がミサイル発射実験や核実験を行うたび安倍首相は「最大限の圧力をかけていく」などと声明を出していますが、今のところ成果は無く状況はますます悪化している様に感じられます。

そういったこともあり、安倍政権の圧力一辺倒の方針に批判的な意見も多いわけです。そして、こういった批判に対して「悪いのは北朝鮮なのだから、安倍政権ではなく北朝鮮を非難すべき」という声があるわけです。

しかし、「北朝鮮が悪い」、「テロリストが悪い」、「犯罪者が悪い」で済ませてしまう事に強い疑問と不安を感じます。

北朝鮮を非難するだけでは何も変わらない。日本政府にアクションを起こさせる事が大切

「北朝鮮を非難すべき」と言っても、一般人が北朝鮮との交渉ルートなど持っているわけがありませんから、ネット右翼(ネトウヨ)がやっているようなネットでの北朝鮮批判ぐらいしかできません。

しかし、普通に考えれば、ネット上で北朝鮮を非難したところで意味が無いのは明白なわけです。ですから、一般人が北朝鮮を非難したところで意味が無いのです。せいぜい右寄りの人たちの愛国心が満たされるぐらいでしょう。

ですから、北朝鮮の行動を変えさせるためには、日本政府に行動を起こさせることが必要なのです。その為に日本政府を批判しているわけです。

「北朝鮮を非難すべき」と言う人たちは日本の平和を考えているのか?

政治家の様に直接北朝鮮に抗議できるようなルートがあるならまだしも、一般人が北朝鮮を非難する事に(しかもネットで)意味は無いのです。ですから、北朝鮮の行動を変えさせる為には日本政府を批判する事が唯一の手段なのです。日本の平和を守りたいからこそ日本政府を批判しているわけです。

もちろん、日本の平和の為には様々な手段があると思います。日本政府がやっている圧力一辺倒な方法もその一つだと思います。

しかし、「安倍政権ではなく北朝鮮を非難すべき」という考えは、全く意味が無く、理にかなっていないのです。ただただ、安倍政権への批判を阻止したいだけにしか見えないのです。

日本の平和を考えているのであれば、ふざけた主張は止めて真剣に考えるべきです。

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