VALU騒動で詐欺・インサイダーまがいの事をやった子供に人気のYoutuberヒカルに今後はあるのか?
子供に人気のYoutuberヒカル氏がVALUで詐欺・インサイダーまがいの事を行ったという事で世間を賑わせていますが、当の本人は平常運転のようです。
株とかVALUの事は詳しくは分かりませんので説明は割愛しますが、ざっくり言うと、値上がりするようにツイッターで煽って、高騰したところで全株売って暴落してワイワイとこんな感じだそう。
ヒカルはYoutuberになる前は詐欺まがいのビジネスをしていた
ネットビジネスに興味を持っている人はご存知かも知れませんが、ヒカル氏は4年ぐらい前に『金髪起業家ヒカル』として活動していました。
『彗星のごとく現れ、たった8ヶ月で月収1200万円を達成した21歳の異端児』
ヒカル氏はこういった胡散臭いキャッチコピーで広告を打って詐欺まがいの商法商材を販売して荒稼ぎしていました。
誤解が無いように言いますが、全ての情報商材が悪というわけではありません。有益な情報を安価で販売している業者もいるのです。
ヒカルが詐欺師と言われるのは、他人の情報商材をがっつりパクッて(盗用して)、それを元の何倍もの価格で販売していたという事実があります。完全にオリジナルの商品なら値段設定は自由ですが、パクリ元の何倍もの価格設定だと分かったら騙されたと思うのは当然ですよね。
ヒカルはなぜ子供に人気なのか?
今回の様な騒動があってもヒカル氏が子供に人気なのは何故でしょうか?いくつか理由があります。
コメントを承認制にして批判的なコメントをさせない
ヒカル氏の動画コメント欄を見ると、絶賛の嵐で宗教染みているように感じますが、実はコメントを承認制にして批判的なコメントは受け付けない様にしているんですよね。
批判的なコメントが無いので動画は平和そのものです。ニュースを見ない子供たちはヒカル氏の実態を知らないわけですから、こんな騒動があっても人気なのです。
子供は株とかインサイダーを知らない
普通の子供たちは株やインサイダー取引なんてことは知らないでしょう。何となくヒカル氏が悪い事をしたのは知ってるとは思いますがその程度の認識だと思います。
ヒカル氏は騒動後『震災募金動画』を投稿したり、さらにはヒカル氏への嫌がらせがクローズアップすることで、「震災募金するヒカルさんは偉い」「嫌がらせ受けて可哀想」などと矛先を変えているのです。
金にものを言わせたプレゼント企画で子供を釣ってる
ヒカル氏が260万人ものチャンネル登録者を獲得した一番の理由は、金に物を言わせたプレゼント企画でしょう。
例えば、PS4を100台をプレゼント(300万円分)という企画があるんですが、子供たちは当然タダでもらえるなら食いつきますよね。何としてでもPS4をゲットする為にヒカル氏に夢中になってしまうわけです。
ゲスいと思いながらも、ヒカル氏の金儲けのセンスはスゴイです。300万円分ものプレゼントなんてして大赤字かと思いきや、これ自体が大きな利益を生み出しているんですよね。
応募の条件として自社の無料アプリをインストールさせて『アイテムをコンプリートする』といった条件を設定します。無料なので子供でもハードルは低いですし、『アイテムのコンプリート』には長い時間がかかります。そこに広告を付ければウハウハってわけです。
単純計算で100台のPS4のプレゼント(300万円分)で、チャンネル登録者260万人がアプリをインストールしたら、一人あたり10円の広告収益でも2600万円もの収益になるわけですからね。
ヒカルは今後どうなるのか?Youtuberを続けるのか?
過去に詐欺まがいの事をやってロクに清算もせず、今回再び詐欺まがいの事をやって炎上したわけですから、一般的に社会復帰は出来ないでしょう。
しかし、Youtubeが何らかの制裁を加えない限り、ヒカル氏は今後も子供たちを食い物して荒稼ぎをすると思います。
問題のあるYoutuberは割と簡単に広告を外されるペナルティが科せられますが、チャンネルや動画そのものが公海停止になる事はまずありません。
ヒカル氏の場合、もはや広告は不要です。
なぜなら260万人ものチャンネル登録者を利用し、プレゼント企画などを行い、自社アプリをインストールさせれば、Youtube(Google)の広告に依存する必要はありませんからね。
子供が詐欺まがいのビジネスに利用されるのは許しがたいですが、子供たちやその保護者たちの意識が変わらない限りは彼は成功し続けるでしょう。