与党・自民党安倍政権が不誠実なのは野党が悪い
自民党議員の今村復興相が自主避難者に対して「自己責任」など言った事をきっかけに、フリージャーナリストと激しく口論となり、「うるさい、出ていけ」などと感情的になり炎上騒ぎになりました。
人間ですから感情的になるのは仕方が無いことです。しかし、国策である原発が原因で避難生活を余儀なくされたわけですから、「自主避難者の自己責任」と言ってしまうのは政府の責任放棄と受け取られても仕方が無いと思います。
確かに口論となったジャーナリストは左派で有名な人なので、保守系(日本会議)の今村復興相に対して攻撃的だったのは間違いないと思います。しかし、原発被害者に対して自己責任などと言えば、左派・右派関係なく怒るのは当然ではないでしょうか?
「自己責任」と言ったのはおそらく、2020年の東京五輪に向けて、日本のイメージを回復させたいという狙いがあったのではないかと思います。自己責任とすることで事態はもうそこまで深刻ではないと印象付けようとしたと推測します。
さらに、今村復興相は東京電力の株主なんですよね。だから、自己責任として東電の負担を減らしたいという意図もあったのではないかと思います。
原発被害者からすれば今回の発言は明らかに暴挙だと思います。
自民党・安倍政権の不祥事、暴挙が止まないのは野党が悪い
与野党とわず政治家の不正・不祥事は数々起きていますが、やはり与党・自民党安倍政権によるものが特に多いように感じます。
森本学園問題でも橋下徹氏も言っている様に、与党は真相究明に協力することを拒否しているんですよね。
(森友学園問題)https://t.co/q2PPpeFpur この記事で重要なことは記録がなくてもきっちりと調査すれば事実が明らかになるということ。この問題が収束しないのは政府が記録がないの一点張りだから
— 橋下徹 (@t_ishin) 2017年4月6日
(森友学園問題)ここまでにおいて政治家がお金を受け取って行政を動かしたという疑獄事件の気配なし。あとは疑わしさの払拭だけだ。これがないからこの問題が収束しない。記録がなくても担当者をヒアリングすれば事実は明らかになる。それくらいの事実解明ができなくて国家運営などできるわけがない。
— 橋下徹 (@t_ishin) 2017年4月6日
国民を想うなら真相究明を拒否などしないはずなんですよね。結局、疑わしい何かが出てくる事を恐れているから拒否するわけです(本件には関与しなくても、芋づる式で別件の問題が明るみになる事を恐れたのではないかと思います)。
こういった与党・自民党の暴挙が許されてしまうのは、野党の支持率があまりにも低いからなんですよね。
要するに、どんなに不祥事・不正・暴挙があっても自民党が政権を取るのは確実だと思っているわけです。選挙に勝てると分かっているから、あぐらをかいて改善しないわけなんです。
国民は「少しでもまともな政党」を支持したいわけです。汚職にまみれていたとしても野党よりマシだと思えば自民党を支持するわけです。
つまり、今の政権の腐敗を食い止めるには、野党が必要不可欠ということなんです。
与党議員からも政治家の汚職に嫌気がさした人達が独立し新党を立ち上げるなどして、新たな風向きを作って欲しいですね。