稲田朋美防衛相の虚偽答弁と言い訳が酷過ぎる件。安倍首相の任命責任は?
森友学園問題の真相究明に消極的な自民党安倍政権ですが、遂に稲田朋美防衛相の虚偽答弁が確実なものになりました。
稲田防衛相が森友学園の裁判に出廷していた事が発覚
稲田氏はこれまで「事件を受任し顧問弁護士だったということはない。裁判を行ったこともない」と国会で答弁していました。
しかし、その後、2004年12月に森友学園が起こした民事訴訟の口頭弁論で稲田氏の出廷記録が確認されました。つまり、嘘を付いていたわけです。
稲田氏の主張は一転するわけですが、ここからがまた酷いんですよね。
子供染みた稲田防衛相の言い訳が酷過ぎる
稲田氏は自身の正当性を主張する為か、「記録は残っているが、出廷したことは覚えていないので虚偽答弁には当たらない」という旨の言い訳をしたんですよね。
酷い話です。これが通用するなら「忘れた事にすれば責任は問われない」と言ってるようなものなんですよね。
ましてや言葉が武器である弁護士ですよ。その弁護士が言葉を軽んじるというのはどうなんでしょうね。ただただ呆れるばかりです。
自分の言葉に責任を持てない人に、国民や自衛隊の命を預けて良いのか?
「覚えていないから虚偽答弁ではない」という稲田氏の主張を認めるにしても、ここまで無責任な人に国防を任せて良いのでしょうか?私は不安ですね。無責任な人の決断など信用できないわけですから。
現在日本の周りには北朝鮮、中国、イスラム国(IS)など様々な脅威があるわけです。判断を間違えれば多くの人命が失われる事になりかねません。
安倍首相の責任は?
森友学園の真相究明に非協力的な安倍首相・安倍政権。今回の様な事態が予測出来たから非協力的だったのではないかと思います。
安倍首相自身が直接関与していなくても、自分の部下が関与していれば責任問題になりますからね。だから非協力的だった。
平気で虚偽答弁し、分が悪くなると言い訳をする。そういう人間を防衛相に任命した安倍首相に責任が生じるのは当然ではないでしょうか。
ましてや安倍首相自身もその問題が明るみに出ない様に真相究明に非協力的だったわけです。不正を正す事も政治家の仕事なのに、それを放棄した安倍首相の責任は重いと思います。
不正を正してこそ愛国主義
不正行為をしたり、人種差別をしたり、そういう人に限って「愛国」を主張する傾向にあるように感じます。そして、愛国を主張する人が不正を犯しても見て見ぬふりをする支持者。一体彼らは何なんでしょうね。
愛国を隠れ蓑にして不正を働くような人間は真っ先に非難されるべきです。
なぜなら、そういう人のせいで、中国・韓国の一部の反日的な人を非難したところで全く説得力がありませんからね。相手を非難するなら、まずは自分の身を正さなければならないのです。
いったい日本に「本当の愛国者」はどれほどいるのか? 少なくともネットで見かける愛国を自称する人達は「本当の愛国者」ではないと思います。愛国を隠れ蓑にした右翼でしかありません。
日本を良き国にしたいのであれば、まずは自分の言動を見直す事だと思います。