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「保育園落ちた日本死ね」発言の是非を議論する人達は浅はかだ!

   

もしかしたら保守・右翼ですらないかも知れない。「韓国死ね、中国死ねはヘイトで、日本死ねはヘイトじゃないのか?」という議論をする人達は。

なぜならこれは待機児童問題で悩む国民の為の問題であり、右も左も関係ないからです。

でも何故か韓国や中国のヘイトスピーチを絡めて問題の本質から遠ざけようとします、いわゆるネトウヨなのでしょう。彼らにとっては日本の問題の改善よりも韓国や中国、そして左翼への批判が優先事項なのは常識ですからね。

問題なのは、そのネトウヨと同じ思考の自民党議員があまりにも多いということ。「便所の落書きだ」、「匿名だから事実か分からない」などと批判し、問題の本質を覆い隠そうとしているわけですからね。

無論、厳密に言えばネトウヨと政治家は違うでしょう。ネトウヨが日本の事よりも中国・韓国批判で頭が一杯なのに対し、議員は日本の事よりも自身の地位を優先するのです。つまり、待機児童問題や保育士の待遇を指摘されれば政治家としての評価が下がることに繋がるわけですから、必死に論点をずらして地位を守ろうとするわけですね。

そして、一番多いと思うのがその政治家のサポーターの人達。その多くは安倍首相の熱心な支持者たち、それかアンチ野党。

「安倍首相が批判されるのが許せない」「野党が調子づくのがむかつく」そういった感情が論点ずらしを加速させているのだと感じます。

「日本死ね」という言葉は、言ってしまえば「あー、むかつく!」「ふざけるな!」と言った言葉と同じで、ストレスが最高潮になった時に思わず発せられる言葉でしかないんですよね。

そういった言葉、誰だって一度は口にしてしまった経験がありますよね? だから、その事をわざわざ言及することはおかしいのです。だから、「論点ずらし」だと言われるんです。

こういうつまらない事を言及して、自身から批判を反らそうとする政治家や支援者が多いから「日本死ね」と言われてしまうのです。「日本死ね」なんて言われないように誠実な政治をしてもらいたいですね。

 

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