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極右トランプ氏支持率独走。大統領になれば安保法制は廃止せざるをえないだろう

   

次期アメリカ大統領として最も有力なのが不動産王のドナルド・トランプ氏。共和党ネバダ州党員集会では47%の圧倒的な支持率で圧勝しました。

トランプ氏が絶大な支持される理由はおそらく「移民問題」でしょう。彼は移民政策に徹底反対しています。

今、世界各国ではISIS(イスラム国)などのテロが人々に恐怖させているわけです、「外国人の移民を許せば国内でテロが起こるかも知れない」という不安から支持を集めたのだと思います。

というように、移民問題の考えだけ見てもトランプ氏が右翼思想だというのは分かりますが、その矛先は日本にも向いています。

日本を敵視するトランプ氏の暴言。安保法制はデメリットしか生まない

日本の右翼はアメリカに同調していますが、それはアメリカが左翼思想であり、日本を受け入れる姿勢を見せているからです。

逆にトランプ氏は極右であり、日本に対しても次のような暴言を吐いています。

  • 日本人と韓国人は似た者同士のくせにケンカしやがる
  • 中国、日本、メキシコ人どもから米国の雇用を取り戻す
  • 中国や日本のイメージはよく分からないが、米国の富を奪っていくチビ連中

この発言をみればトランプ氏が米大統領になれば安保法制がまともに機能しない事は明白でしょう。

右翼というのは基本的に自分・自国が全てという思想なので、右翼政権同士では反りが合わないんですよね。

さらにトランプ氏はこう発言してます。

  • 世の中に信じられる者はいないと思え。この私でさえも信じるなよ

この発言は完全に安保法制を無価値とする発言です。

安保法制は日米の信頼関係が成り立ってこそ効果があります。この発言は日本の自衛隊がアメリカの為に血を流しても、アメリカは日本の為に血を流すとは限らないと言ってるようなもなのです。

トランプ氏が大統領になれば安保法制は廃止すべきです。自衛官がアメリカの為に無駄死にするだけです。

日本とアメリカは距離を取るべき時なのかも知れない

トランプ氏は次のような暴言も吐いています。

イラクへ兵士を派遣して油田を占領しろ

これはどう読み取っても「侵略」発言ですよね。

そして、このような危険な思想の持ち主が次期米国大統領の最有力候補なんですよね。当然今以上に各国から敵視されるようになるはずです。

そんな状態で日本がアメリカと同調すれば、日本を敵視する国も増えることでしょう。しかも、いくら日本がアメリカに同調したところで、トランプ氏が日本を裏切る可能性が高いことは過去の発言で分かりきっていることです。

日本の為を思うなら安保法制を見直すべきです。

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