レイシストに対して「豚ヤロー死ね!」と罵倒する香山リカがレイシストではない理由
先月10日に行われた慰安婦問題の日韓合意に抗議する団体(おそらく人種差別団体である在特会関連)のデモ行進に対して、カウンター団体の大反発があり、その中に精神科医の香山リカさんがいたことが話題になっています。
Youtubeに挙げられた動画では、香山リカさんが中指をたてて「バカヤロー!」「豚ヤロー死ね!」などとデモ団体に向かって罵倒している様子が映っていて、これを見た人達の感想はあまり良くないようです。
香山リカ氏。こないだテレビで久々見たけど、完全に人相変わってたな なんでもかんでも差別、差別と言いながら一番差別主義の可哀想な人。
あの中指立て、ぐわっと口を開けて叫んでいる写真、正直申し上げてゾッとしてドン引きしました。まさに「ヘイト」を象徴するお姿。もっとスマートでクールに行った方が説得力を持ちますよ
どうやら「レイシストを批判する人がレイシストになってしまっている」と思っている人が多いようです。
しかし、本当にそうでしょうか?
私はそうは思いません。
「韓国人は嘘つきだ」とか「慰安婦は売春婦だ」といった発言は言うまでもなく差別発言ですが、差別発言をする人が「豚ヤロー死ね!」と言われるのは自業自得であり差別ではありません。
なので香山リカさんはレイシストではありません。下品な暴言を吐いているだけです。
ではレイシストに対して暴言を吐くのはOKなのか?
そう思われる人がいると思いますが、現状の日本ではOKです。そうせざるを得ないのです。
人種差別が法規制されていればレイシストを警察に突き出せば済む話ですが、恥ずべきことに日本では人種差別を規制する法律がありません。しかし、差別によって日々苦しむ人はいるわけです。
法規制されていないからと言って差別を野放しにして良いわけがありません。だから、レイシストに対する弾圧は必要なわけです(優しい言葉をかけて納得する相手ではありませんからね)。
たしかに、品性が無いことは確かなのでもう少しやり方があるとは思いますが、この件で香山リカさんを批判するのは間違っていると思います。批判すべきは人種差別の法規制に消極的な安倍政権なのです。法で守られなければ個々の判断で動くしかないのです。
ちなみに私は慰安婦問題の日韓合意に反対です。
なぜならこの合意は日韓政府間の勝手な都合によるもので、慰安婦本人らの感情を踏みにじったものだからです。