安倍首相の「景気回復実感無いのは”たまたま”」という現実を見てない発言、中低所得者への差別行為
安倍首相がやっていることは中低所得者への差別だとおもいませんか?
5日の衆院予算委員会で、民主党の黒岩宇洋氏の「地方の人たちから豊かさの実感がないという声ばかりが届く」という意見に対し、首相は「黒岩さんの会った人がたまたまそう言ったかもしれないが、そうではないと言う人はたくさんいる」と発言しました。
”たまたま”という言葉で片付ける安倍首相の発言は国民を馬鹿にするものです。
共同通信の調査でも「実感していない」と回答した人が73・7%いるんですよね。物価上昇や増税もあり、「逆に生活が苦しくなった」という人も多いでしょう(私は給料据え置きで支出だけが増えました)。
全然”たまたま”じゃないんです。安倍首相の周りばかりが潤っているからこそ出た発言ではないでしょうか。
安倍首相が見てるのは国家であり国民では無い
このように安倍首相が庶民の感情を逆撫でするような発言を平然とする理由は”視点”にあると思います。
安倍首相は国民一人ひとりではなく、国家つまり日本全体を見ているんですよね。だから、トータルでみれば景気回復しているのかも知れません。
大手企業の社員の人達は潤うが、庶民の給与は変わらず物価上昇で相対的に生活苦に。それでも、その合計が国家としてプラスであれば、安倍首相にとっては成功なのでしょう。
『所得』と『人の価値』は関係ない。なのに扱いが違うのは安倍首相による差別行為ではないか?
国家を構成しているのは国民一人ひとりです。国民あっての国家なんです。そこを安倍首相は理解していないようです。
そして、収入が多かろうが少なかろうが『人としての価値』は同じなんですよね。
なのに、安倍首相はアベノミクスという政策で意図的に高所得者を優遇し、中低所得者を冷遇しているんですよね。これは中低所得者への差別ではないでしょうか?
安倍首相は1か月間でも年収300万円の生活を体験するべき
庶民の生活実態を全く把握していないとしか思えない発言には強い憤りを感じます。こんな人が日本のトップにいるから庶民の生活は改善されないどころか悪化していくんです。
安倍首相には1か月でも良いから、年収300万円の生活を体験してもらいたいですね。そうしなければ庶民の苦労は分かりませんし、国民の為になる政策は出来ないでしょう。