【ベッキーいじめ】大人がこれでは子供のイジメ問題が無くならないのは当たり前
ベッキーの不倫騒動。一時の過ちでいつまでバッシングを続ければ気が済むのでしょうか?
スホンサーやテレビ局が仕事から降ろすのはビジネス的な損失の問題から致し方ないことです。しかし、無関係な一般人が一時の過ちをいつまでもバッシングを続けるというのは『イジメ』でしかないと思うんですよね。
もちろんベッキーの謝罪会見の内容にも落ち度があったことは間違いないですが、その制裁は十分すぎるくらい受けたわけです(一般人が不倫しても近い人から非難されるだけですが、ベッキーは日本中から非難されています。つまり一般人の何万倍も制裁を受けているわけです。)。
いつまでイジメを続ければ気が済むのでしょうか?
大の大人が寄ってたかって憔悴した人をイジメているわけですから、学校で日々行われている子供たちのイジメが無くならないのは当然です。
「気に食わない人はイジメて良いんだ」という教育
日本中で平然と行われているベッキーに対するイジメを子供が見たらどう思うでしょうか。
「失敗した人、間違ったことをした人はイジメても良いんだ」
こう思うかも知れません。
子供は純粋ですから大人のやっていることは真似します。
学校のイジメのほとんどは理由も無く行われているのではなく、被害者に何らかの原因があることがほとんどです。
例えば、「成績が悪い」、「運動神経が悪い」、「暗い」、「太っている」、「トイレで大きい方をした(男子生徒間ではよくあるイジメです)」、「体臭がきつい」というものです。
自分の不摂生が招いたもの、そうで無いもの理由は様々ですが、何かと理由を付けてイジメは起こるわけです。
イジメは国民皆が作り出している
「イジメが起こる原因は親や教師にある」という声が一般的ですが、そうではないと思うんですよね。
日本国民全体がイジメを生み出していると私は考えます。
今はネットであらゆる発言を目にすることが出来る時代です。例えば、Yahooニュースのコメント欄(通称ヤフコメ)は誰でも見れるのにも関わらずヘイトスピーチが蔓延しています。
そういった有害な情報を子供たちが簡単に手に入れられるんですよね。子供たちはヘイトスピーチを「大人たちがやっていることだから正しい事」と認識しかねません。
実際、ネットの配信で小中学生が外国人に対して、ヘイトスピーチを吐く様子を何度か目撃したことがあります。世も末だと思いましたね。
子供たちのイジメ問題を解決する為には”大人が子供の手本になる”ことが何よりも重要です。