ポケモンGOで「悪いのは運転手だろ」と言ってメーカーの改善に批判的な人達へ
移動中のポケモンGO(ポケGO)が実質利用不可になったわけですが、ポケモンGOによるわき見運転で子供を亡くした父親は「道路でも利用出来ないように規制して欲しい」と更なる規制を訴えています。
これに対してポケGOユーザーは不満があるようですが、そもそも道路は遊び場ではないので規制しても問題は無いわけですから、批判すること自体が交通ルールを無視しているという事になります。
さて本題に入りますが、「悪いのは運転手だろ!」と言ってメーカーに規制させることに批判的な人達に言いたいことがあります。
「悪いのは運転手」で済ませたら事故は減らない
ポケモンGOを運転中に利用していて事故を起こした人が最も悪いのは当然です。当然、「過失致死傷罪」という想い罰を受ける事になります。
こういう事故を起こす人でも「事故を起こせば人生が終わる」と理解しています(人を殺して平然と生きていけるなどとは誰も思いません)。それが分かっているのに「自分は事故らないはず!」という根拠のない自信に後押しされて危険運転をしてしまうわけです。
なので、「事故らなきゃ大丈夫」という考えがある以上、いくら厳罰化したところで無意味なのです。
被害に遭うのは無法者ではなく私たち一般人なんです。「悪いのは運転手だろ!」と言っている人やその家族が犠牲になるかも知れないんですよね。そうなってからは取り返しがつかないのです。
だから、こういう無法者によるリスクを最小限に留める為にもメーカー側があらゆる事態を想定して対応する義務があるのです。
事故が起こると分かっていてリリースしたメーカーの罪は重い
ポケモンGOが日本でリリースされる前から、海外では事故が多発していて安全性が疑問視されていました。
つまり、事故が起きたり人が亡くなったりすると分かっていて改善せぬまま日本でリリースしたワケです。
商品仕様に重大な欠陥があるのに分かっているのにリリースして人が犠牲になるというのは殺人に加担したと言っても過言ではないと思います。
ポケモンGOを開発したナイアンティック、そして任天堂は一体どういう心境でポケモンGOをリリースしたのでしょうか? 「事故を起こす人間が悪い、我々には関係ない」と思って責任から逃れるつもりだったのでしょうか?