日本が核武装するには民意を問うことなく政府独断で極秘裏に行わなければならない理由
最近不安定な世界情勢により、日本の核武装が議論されていますが、本当に核武装するつもりであるなら議論を公にせず、民意も問わず、「実はもう完成してます」でなければならないのです。
その理由が分かりますか?
核武装は政治家の独断で、極秘裏に、国民に知られること無く行う必要がある
「核武装すべきかどうか」なんて主張や議論を政治家が公にしてしまっている時点で政治家失格です。
政治家が核武装の是非を議論すること自体が国家を危険に晒す行為なんですよね。
2003年に起きたイラク戦争がその前例です。
イラク戦争が起きた原因は核開発が疑われたからなのです。しかし、実際には核開発は行われていませんでした。「核開発してるかも知れない」という疑惑だけで米国は戦争を起こしたわけです。
これは紛れもない事実です。
つまり、核武装の議論をした時点で核開発が疑われ攻撃される恐れがあるということなんです。
ましてや安保法制の施行によって日中関係は緊迫した状態ですから、核武装の話が出れば先制攻撃が起きてもおかしく無いのです。
だから、本気で核武装をする必要性があるなら、政治家の独断で、極秘裏に、国民に知られること無く行う必要があるのです。
中国は日本にとって脅威か?
「中国の日本侵略」についての議論も盛んですが、日本が中国に攻撃する口実を与えなければ脅威は無いと私は考えます。
なぜなら、今や中国は世界有数の経済大国です、家電業界の一部の分野では世界シェア1位です。
そんな国が正当な理由なく日本に侵略すれば国際的立場が危うくなることは確実です。経済的にも大打撃でしょう。つまり、日本への侵略は中国にとってデメリットばかりなのです。
ですから、核武装どころか安保法制の必要性にも疑問を感じざるを得ません。トランプ氏が大統領候補になっていることで日米関係にも大きな変化があるでしょうし、諸々を見直す必要性があると思います。