【逆転の発想】NHK受信料と同じく電気・ガス・水道料金も定額制にしてみたらどうだろう?
生活に欠かせない電気・ガス・水道でさえ、契約するかは住人が選択できるのに、無くても生活に支障のないNHKは契約を義務付けるというのは明らかにおかしいと思いませんか?
NHKは電気・ガス・水道と同じく公共物です。
それなら電気・ガス・水道もNHK受信料と同じく定額制にして支払いを強制してみてはどうでしょうか?逆転の発想ってやつです。
電気・ガス・水道を定額制にして支払いを強制したらどうなる?
では早速、電気・ガス・水道を定額制にして有無を言わさず支払わせるようにしてみましょう。ただし、料金は世帯人数毎に変わります(1人暮らしと4人暮らしで払う料金が同じだったら流石に酷いですからね)。
定額制になると4種類の人間が生まれます。
●1種類目、「今までと変わらない人」です。
この人は支払う定額料金に見合った分だけ電気・ガス・水道を使います。損も得もしません。
●2種類目、「得をする人」です。
この人は電気・ガス・水道をガンガン使います。冷暖房は常に使い、家電もフル稼働。節約の”せ”の字も頭に無い人です。どんなに使っても定額なのでこういう人が一番得をします。
●3種類目、「損をする人」です。
この人は毎日涙ぐましい努力をして節約に努め、少しでも生活費を減らします。しかし、定額制なので支払う金額は一緒、こういう人が損をします。
●4種類目、「大損をする人」です。
この人はいわゆる「家には寝に帰るだけ」の人です。寝に帰るだけなので、電気・ガス・水道を全くと言っていいほど使いません。しかし、定額制なので支払う料金は一緒です。損というより理不尽に支払わされている状態です。
このように定額制にすると金銭感覚が無くだらしのない浪費家ばかりが得をして、真面目に生活設計を立て節約に励む人や、そもそも利用すらしていない人ばかりが損をすることになるのです。
つまり、公共料金の定額制は明らかに問題がある事なんですよね。
しかし・・・
なぜかNHKだけが定額制。さらに、一切利用しなくても支払いを強制している現状
公共料金の定額制および使用の有無に限らず支払いを強制することは明らかに問題のある行為であることは示した通りです。
しかし、これを実際にやっているのがNHKなんです。
公共サービスだからテレビを設置していれば支払い義務が発生するみたいなことをNHKは主張するわけですが、電気・ガス・水道はそれをやっていないわけです。同じ公共サービスなのにNHKだけがおかしな事をやっているのです。
無論、NHKは電気・ガス・水道と違って「料金を支払わなくても利用出来てしまう」という違いはあります。それを理由に支払うべきとも主張してきますが、「支払わなければ見られなくすればいい(スクランブル化)」のです。
地デジ化によってスクランブル化は簡単にできるようになりました。地デジ対応テレビにはB-CASカードが刺さっていますが、あれには固有の番号が割り振られているので、それを利用してNHKを「見れる世帯」、「見れない世帯」を判別すれば良いのです。実際、WOWOWなどの有料放送がすでに実施しています。
簡単に出来ることを理由を付けてやろうとしないNHK、産経新聞の調査によると88%もの国民が放送法を改正してスクランブル化を望んでいるのに法改正しない政府。あなたは納得できますか?
NHKと政府がやっていることは法律の悪用である
この異常な法律を改正しない政府、それに便乗するNHKがやっているのは「法律の悪用」と言ってもいいぐらい酷いものです(一切利用していない人からも搾取しているわけですからね。それをやってNHK社員の平均年収1780万円ですよ)。
「時代に合わない」と言って憲法改正したり、解釈を変えたりするわけですから、時代に合わない放送法も変えるべきです。国民の88%がNHKのスクランブル化(=法改正)を望んでいるわけですから、政府は民意をしっかりと汲むべきです。