ネトウヨによる人種差別がテロリストを生み出す
「黒人は死ね」という浦和レッズサポーターによる差別ツイートが世間を賑わせていますが、個人的には「何を今更・・・」という感じなんですよね。なぜなら、日本のネット上では韓国・朝鮮人、中国人に対する差別発言が何千、何万件と蔓延しているからです。
そして、このようなネット上の差別発言はいわゆるネトウヨ(ネット右翼)が行っています(本記事でのネトウヨの定義はネット上の右翼ではなくレイシスト(差別主義者)的な意味合いが強いです)。
人種差別以上に懸念されているのがテロ
人種差別は近年の日本では大きな問題事ですが、それ以上に重要なのがテロです。安保法制により欧米に追従することになれば日本がテロの標的になる可能性が高まります。その為、日本でのテロ被害が懸念されているわけです。
テロリストはどうやって生まれるのか?
テロリストがどうやって生まれるかご存知ですか?
イスラム国(ISIS)は戦闘員だけで5万人以上がいて、今もなお増え続けています。これだけの人数がいればテロリストになる理由は色々とあるとは思いますが、その多くは『憎悪』なんですよね。
イスラム国に限らずイスラム圏の人々は欧米に対してあまり良い感情を持ってない人が多いのは知っているかと思います。それは原因は『価値観の押し付け』です。イスラム圏の人々は欧米による『価値観の押し付け』によって自らのアイデンティティを否定されているから嫌悪しているわけです。
アイデンティティを否定されるということは、その種族・民族・宗教の存在を認めない、いわゆる差別をしていることにも繋がります。
そして、差別が蔓延すれば『憎悪』が深まり、沸点を超えた一部の人達がテロリストになり革命(テロ)を起こすわけです。
ネトウヨによる人種差別がテロリストを生み出す
日本で人種差別をしているネトウヨ達の標的は韓国・朝鮮・中国人が中心ですが、今後はイスラム教徒にまで広がって可能性は十分にあります。
そうなった場合、イスラム教徒の日本人に対する「憎悪」は深まり、沸点を超えた一部の人が日本でテロを起こす可能性があるんですよね。
テロを未然に防ぐ為にも人種差別の法規制を早急に行うべきではないでしょうか? 法規制を反対している人達は「言論の自由が侵害される」と主張しますが、ボーダーラインぎりぎりの行動を取っていること自体が問題なわけですから、こういう主張に配慮する必要はありませんん。そういう行動がエスカレートし、差別に発展していくのですから。