高学歴・高収入・実績多数の人が優れているとは限らない
2015/11/06
最近、高学歴・高収入・優れた実績を持つ人による不祥事や犯罪が多発しています。立場上、他の犯罪者よりも注目を浴びるので多く感じてしまうのもあるかもしれませんが。
先日、仁川(韓国)アジア大会中に日本水泳代表である冨田尚弥選手が韓国報道陣のカメラを窃盗したとして波紋が広がっています。冨田尚弥選手は日本代表なわけですから英雄であったはずです。特に出身校や地元では相当な人気があったことでしょう。
また、スポーツ界の英雄といえば元柔道家の内柴正人。彼はアテネ五輪と北京五輪で金メダルを獲得しています。そんな彼は未成年女性への準強姦容疑で逮捕され実刑を受けています。無罪を主張していますが肉体関係を持ったことは事実と認めていて、妻子いる立場の人間としては最低の行為です。
他には六本木の超高級ホテル「グランドハイアット東京」前総支配人が女性客を強姦した疑いがかけられています。しかし出国中(海外逃亡)の為逮捕できていません。
また、そのほかにも教員が児童を強姦したり、元校長が覚せい剤を使用したり、少し前に大ニュースになったSTAP細胞でおなじみの理研もそうですね。このように本来、人から尊敬される立場の人による犯罪が目立って発生しています。
高学歴・高収入・実績多数の人の人間性・内面が優れているとは限らない
学歴、収入、実績なんて人間が持つ100あるステータスのうちの1つにしか過ぎないんですよね。ただ、これらは分かりやすくデータ化出来るため目立つんです。だから最重要であるかのように言われるわけです。
逆にこれら以外のステータスとは何でしょうか?挙げてみます。
- 性格がよい
- 容姿がよい
- モラル・マナーがある
- 家事・育児ができる
さらに「性格」に関してはもっと細分化できます。
- 優しい
- 頼りがいがある
- 人情味がある
- 子供想い
- 責任感がある
- 面白い
というように学歴、収入、実績以外にも優れた部分というのは色々とあるわけです。
高学歴、高収入、実績多数というのは「お金を稼ぐこと」には優れていますが、人間性や内面が優れていることにはなりません。だから冒頭で紹介したように高学歴、高収入、実績多数の人でも犯罪を犯すのです。
高学歴、高収入、実績多数という理由で結婚すると痛い目をみるかもしれない
いつの時代もスペックの高い男性と結婚したがる女性は絶えませんが、それだけで男性を判断すると痛い目を見ることになるでしょう。
例えば年収1000万円の人と結婚をしたとしましょう。しかし結婚後、彼に浪費癖があることが発覚し、まともに貯金すら出来ない生活を送ることに・・・。結果的に年収300万円の人と結婚したほうがまともな生活が出来るなんてことは珍しくありません。基本的に高収入の人は様々なことに投資しているから高収入なんです。投資に失敗すれば一気に貧乏生活になります。高収入な職業でお馴染みの医師も医療ミスで刑事告訴される可能性があるわけです。ハイリスク・ハイリターンということですね。
それに「40歳になったら仕事やめてラーメン屋をやる!」とか「仕事やめてボランティアをする!」などと言い出す人もいます。私の勝手なイメージですが高収入の人って好奇心旺盛でお金にこだらない生き方をしている人が多いんですよね。
つまり、結局は学歴、収入、実績以外の部分が重要になってくると思うんです。人間いずれは働けなくなる時がきますからね。働けなくなった夫でも好きでいられるかが結婚生活では大切だと思います。
おわりに
学歴、収入、実績があっても人として優れていると限らないとはいえ、お金はあるに越したことはありません。「自分は性格に自身があるから高収入は目指さない!」なんて甘えたことを言わず頑張りましょう(笑)