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LGBTを「気持ち悪い」と言っている人がいつか後悔しかねない理由

   

同性婚に反対している人はいつか後悔するかも知れませんよ?

先日、茨城県が来月から同性カップルのパートナー制度を導入することになったようです。

これにより、家族じゃないと入居できない物件に申し込むなどのメリットが生まれるようになるみたいです。

日本ではまだ同性婚が認められていませんが、茨城県が先駆けてこういった制度を実施することで、同性婚の法整備が進むことを期待せずにはいられません。

ただ、残念なことに同性婚や同性愛に理解が無かったり、「気持ち悪い」などの嫌悪感を示す人も多いようです…。

というわけで今回は『同性婚反対派の人はいつか後悔しかねない』という話をしようと思います。

同性婚反対派の人はいつか後悔しかねない理由

同性婚反対派は色々と理由を付けて反対しているわけですが、未来の事を考えていないと思います。

もし自分が結婚して授かった子供がLGBTだったらどうしますか?

愛する我が子を「気持ち悪い」と言うのでしょうか? それともLGBTに生まれたら愛せなくなって捨てるのでしょうか?

そんなことはないはずです。
我が子がLGBTでも愛せるはずですよね?

要するに同性婚に反対するという事は愛する我が子を不幸にするかも知れないということなんです。

LGBTの割合は多い。高確率でLGBTに生まれる可能性がある

「LGBTなんて滅多にいないから、我が子がLGBTとして生まれてくる心配はない!!」という人もいるかも知れません。

でも、これが大きな間違いなんです。この表をご覧ください。

国・地域名 LGBTの割合(およそのパーセンテージ) LGBTの割合(何人に1人) データの年
日本 1.6%-8.9% 13人に1人 2018年
アメリカ 4.5% 22人に1人 2017年
アメリカ(1980-1999年生まれ) 8.2% 13人に1人 2017年
ヨーロッパ 5.9% 16人に1人 2016年
スペイン(1987年-2002年生まれ) 14% 7人に1人 (同上)
イギリス(同上) 12% 8人に1人 (同上)
ドイツ(同上) 11% 9人に1人 (同上)

出典:JobRainbow

これは日本と欧米各国のLGBTの割合を表したものです。

10%弱の人がLGBTなんです。

結構多いですよね。
30名のクラスなら3人がLGBTです。

LGBTであることを告白するのは勇気が必要な風潮であるため、家族に伝えていない人も多いと思います。

ちなみに左利きの割合も10%と言われているので、本当に珍しい存在ではないんです。

将来生まれてくる子供の為にも寛容になろう

というわけで決してLGBTは珍しい存在ではないということです。

あなたの子供がLGBTとして生まれてくる可能性も十分考えられるんです。子沢山の大家族なら1人や2人ぐらいLGBTがいてもおかしくないんですよね。

同性婚に反対したりLGBTに不寛容であれば、後悔するのはあなた自身かも知れないんです。

自分自身の為にも寛容であるべきです。

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