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日本が中国・北朝鮮との共同事業に力を入れるべき理由

   

日本と中国・北朝鮮の対立関係が深まりつつある現在「抑止力」は欠かせません。

抑止力と言うと「武力」を想像する人が多いかと思いますが、抑止力は武力だけではないんですよね。

武力だけではない様々な抑止力

例えば、「友好関係」は最も強い抑止力です。親しい関係になればなるほど武力衝突は無意味なものになることは想像が付くことでしょう。

また、アメリカを始めとする第二次世界大戦の戦勝国にとっては「日本国憲法」は抑止力です。日本国憲法によって日本は戦争を放棄したわけですからね。

同様に様々な国に存在する憲法や法律も抑止力と言えるでしょう。憲法や法律は行動を制限する為のものですからね。

そして、グローバル社会の今、欠かせない抑止力が「経済関係」でしょう。中国とアメリカの関係は好ましくありませんが、経済的には互いに必要としている為、戦争が起きず均衡が保たれているわけです。

日本の強みは何か?それが抑止力に繋がる

日本の強みを活用して世界に貢献していく事こそが、最も効果的な抑止力に繋がると私は考えます。自分たちに協力(貢献)してくれる国とは良い関係を築きたいと考えるのは当然ですよね。

では、日本の強みとは何でしょうか?

今でこそ韓国や中国の家電は世界トップシェアを誇りますが、それでも日本の高い技術力や、信頼性、モラルは特筆すべきものです。

こういった強みを武器にして、中国や北朝鮮と共同事業を起こして関係強化を図るべきだと思うんですよね(北朝鮮はその前に国交回復が先ですが)。

中国や北朝鮮で活躍する日本人が増えれば、中国人や北朝鮮人の中での日本人像は良いものに変わっていくはずです。

また、日本の高い技術・文化・モラルが中国・北朝鮮に広まれば、確実に中国・北朝鮮は良い国に進化していき、国際感覚が身に付いていく事でしょう。そして、今の様な「暴走」は減っていくはずです。

おそらく多くの右翼や愛国者は「中国、北朝鮮と協力するなんて死んでも嫌だ」「中国・北朝鮮を発展させてどうする!」と言うでしょうが、日本を守る為にはあらゆる抑止力を活用すべきですし、中国・北朝鮮が経済的にもモラル的にも発展すれば、日本の良きパートナーになるわけですから日本にとってもプラスになるわけです。

おわりに

無論、日本を守れるぐらいの武力は必要です。いつ何が起こるか分かりませんからね。

しかし、武力が全てではありません

北朝鮮を見てみてください。ミサイル実験を繰り返していますが、あれは不安の裏返しなんですよね。北朝鮮は友好・経済・技術・文化・モラルといったものに欠けるわけです。だから、武力という抑止力しか持っておらず不安なんです。

幸い日本は、武力以外にも様々な要素で抑止力を得る事が可能です。あらゆる方法で抑止力を得て、不安の無い国を目指すべきだと思います。

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