安保法制反対派や左翼が日の丸を掲げない理由
安保法制デモで日の丸を掲げない人は非国民?
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安保法制反対デモに批判的な人達がよく口にする言葉があります。
それは、
- 「何故、日の丸(国旗)を掲げないのか?」
という言葉。
さらにこれに乗じて以下のような過激な言葉を使う人も少なくありません。
- 「日の丸を掲げないということは日本のことを考えて無い証拠だ」
- 「日の丸を掲げられないのは中国・朝鮮人が日本人に成りすましているからだ」
もちろん、反対派は日本が嫌いで日の丸を掲げていないわけではありません。彼らも五輪やワールドカップなどが開催されれば日の丸のユニフォームやグッズに扮するはずです。
では何故、安保反対デモでは日の丸を掲げないのか?
平和や共存を願うデモには日の丸を掲げる必要は無い
答えは、TPOにあります。
単純に安保法制反対デモで日の丸を掲げる事は適切ではないと考える人が多いからなんです。
基本的に安保法制の賛成派と反対派(特にデモに参加する熱を帯びた人達)では考え方に大きな違いがあります。
賛成派は武力で他国を押さえ込むに重点を置いていますが、反対派は武力よりも友好関係を深める事に重点を置いているんです。いずれも抑止力ですが手段が異なるわけです。
つまり、友好関係を深める為に日本の国旗を誇示する必要は無いから掲げていないだけなんです。安保法制以外にも左翼団体が行うデモについても同じ事が言えるでしょう。左翼デモに韓国や中国の国旗が掲げられる事があるのも『共存』を願うからこそです。