慣れることは実は恐いことかも知れないって話
2014/08/14
まず以下の写真をご覧ください。
この写真は某番組のキャプチャです。
何だか分かりますか?
正解は韓国のお弁当です。
韓国にはお弁当をシェイクして混ぜてから食べるという習慣があります(もちろん全てがそうではありません)。
慣れることで非常識が常識に変わる
日本人の感覚からするとお弁当をシェイクする行為は考えられないかも知れません。「なんか汚い」という感想を持つ方も多いかもしれません。しかし、これはそういう習慣に慣れていないからそう思うだけです。
たとえばお店でビビンパを食べる場合、混ぜて食べますよね?それが当たり前であり、「汚い」なんて思いませんよね。「まぜそば」なんかもそうです。混ぜて食べるのが普通です。これらのものは混ぜて食べるという習慣が浸透しています。つまり慣れているということです。
今まで非常識であったものも慣れることで常識に変わるわけです。
上記の例は慣れることで考えが好転する例ですが逆の場合もあります。
ネットによる誹謗中傷が当たり前になった今、それが常識になるかも知れない
当ブログでは度々嫌韓問題やネトウヨなどを取り上げた記事を書いていますが、現在の日本のネットモラルは過去最低だと思います。
確かに韓国(主に政府)の行動に苦言を呈したくなる気持ちは分かりますが、批判・非難を通り越して誹謗中傷や差別発言までに達してしまっています。礼儀、礼節を重んじるのが日本人の良い部分なのにネット上では少数派です。
よくニュースでイジメの問題が取り上げられた際、加害者が「イジメている意識は無かった」と発言をすることがよくあります。これはイジメが習慣化されて感覚が麻痺した結果そのような発言をしたのだと思います。
イジメ同様、韓国人や中国人に対する誹謗中傷や差別発言が日常的に行われていたら、「韓国人や中国人に対してだったら何を言っても(やっても)いいんだ」と考えるモンスターが生まれてしまうかも知れません。
様々な意見を聞き、相手の立場になって考えることが大切
もし、あなたが嫌韓であるならそれは仕方が無いことです。
しかし、親韓、中立派の意見も聞きましょう。もちろん親韓派も嫌韓派の意見を聞くべきです。
相手を貶しあってもなんの解決にもなりません。
多種多様な意見があるということを知り、相手の立場になって考えることが大切です。