食品異物混入問題、もう情報公開するの止めたら?
マクドナルドの食品異物混入問題を皮切りに様々な企業でも異物混入問題が明るみになってきています。数年前に韓国の辛ラーメンにウジが混入していたということでネット上で大きな話題になっていましたがすっかり印象が薄くなりましたね。
こんなこと書くと批判殺到しそうな気もしますがいちいち情報公開するのを止めた方が良いというのが私の考えです。
なぜなら、食品への異物混入は必ずしも避けられる問題では無いからです。ペヤングや日清スパ王のゴキブリ混入やマクドナルドのゴミムシ混入など目視で分かるような物は流石になんとかして欲しいと思いますが、体長2mmほどのコバエやまつげなどの細かい体毛の混入は目視で一つひとつ確認していくのは現実的ではありません。
言ってしまえばほぼ全ての飲食店が何らかの異物混入の経験があるはずです(気付かず食べてるケースを含め)。製造工場でいくら対策がされていても、実際に顧客に提供する飲食店では異物の侵入を防げません。顧客の衣服に異物が付着している可能性がありますよね。
避けられない問題である以上、メディアで大々的に取り上げることは顧客側にとってもマイナスでしかないと思うんです。大々的に公開されれば「この店にはもう行かない」と思う人が大半でしょう。大半の飲食店が同じ現状を考えるとほとんどの飲食店や加工品は食べれないということになってしまいます。それでも、多くの人は外食や加工品に頼らざるを得ないわけですから、だったらいっその事公開を止めた方が良いというわけです。
情報公開するのを止めたほうが良いと言っても、クレーム受付を止めるべきと言ってるわけではありません。むしろ、今まで以上に顧客の意見を受け止め、サービス・品質の向上に努めていくべきでしょう。企業としても顧客との関係性を維持し続けることは何よりも大切なことですからね。
あなたはこの問題どう思いましたか?