監視カメラ設置を義務化すべき。ベビーシッター紹介サイトの問題点
2015/11/06
先日、ベビーシッターの物袋勇治容疑者(26)が2歳の幼児を死体遺棄したとして逮捕されるという痛ましい事件がありました。容疑者と幼児の親はベビーシッター紹介サイトで接点を持ったわけですが、このサイトの問題点についてまとめます。
2歳死体遺棄、容疑者「放置のつもりなかった」
身分証明の有無は安全性・信頼性とは結びつかない
物袋勇治容疑者ですが偽名を使っていたことが明らかになり、身分証明提示の有無が問題視されているベビーシッター紹介サイトですが身元が証明されても安全性・信頼性には結びつきません。
何故なら影でいくらでも不正することは可能だからです。
極端な話、子供を預かってずっと放置していたとしても、子供を両親に返す時だけちゃんとしていれば両親には分かりません。
推測なのですが上記のように預かるだけ預かって放置し、親に返す時だけちゃんとしているように装って、金だけむしり取るような悪行を働くような業者が蔓延しているのではないかと感じてしまいます。
ベビーシッターの仕事の様子を監視するべき
よく海外のニュースでベビーシッターが赤ん坊に暴力を振るう様子を収めた映像が公開されていますが、それだけそういう問題が蔓延しているということですよね。
ベビーシッターの業務中は監視カメラでの撮影を義務付けるべきだと思います。もちろんベビーシッターにも了承を取ることが前提です。そうすればそういった不正や暴行が抑制されますし、真面目に仕事をこなしていることが分かればベビーシッターの評価も上がります。
監視というと人権的に問題があるのでは?と思われる方もいるかと思いますがそんなことはありません。今や商業施設や公共施設では監視カメラが設置されているのが当たり前です。あくまでも業務中の監視でありプライバシーを侵すわけではありませんから問題ありません。
終わりに
待機児童問題があるように子供の面倒をみてくれる環境が著しく少ないのが現状です。その為、危険性があってもこのようなサイトが必要とされているのが現状です。問題視されているからといって安易に廃止の方向には向かわず、より便利に安全に利用できるように改善してもらいたいです。
それと、ベビーシッターになる為に特別な資格は必要ないということも問題ですね。資格あったとしてもこういう事件の抑制とは直接は結びつかないと思いますが、人の命を預かる仕事ですから万が一の時に適切な処置が出来る様に保育士のような資格は必要だと思います。