コラム.tokyo

政治・社会問題など堅めのニュースを素人目線で考察していくブログです

覚醒剤ASKA不起訴で釈放。尿検査で「お茶にすり替えた」は本当か?

   

覚醒剤の陽性反応が出たものの証拠不十分で不起訴処分で釈放されたASKA氏。

これについてネットの一部では警察やマスコミに対して

  • 「ASKAはシロだった!」
  • 「警察・マスコミはASKAに謝罪しろ!」
  • 「警察の捏造だ!」

などとバッシングが起きていますが、この主張もおかしいんですよね。

不起訴でもシロではない理由

不起訴を理由にASKA氏が無実だと信じたい人がいるのは分かりますが、不起訴なのは無実だからではなく証拠が不十分なだけなんですよね。

そして、その証拠のすり替えを行なったのがASKA氏自身だということです。

無実の人が尿検査でお茶とすり替えますか?

きちんと尿を提出すれば潔白を証明出来るのに、わざわざお茶にすり替えクロだと疑われる様な事をしますか?

「お茶とすり替えた」は実刑を免れる為の嘘

精度100%と言われている覚醒剤の検査で陽性が出ているわけです。

お茶に覚醒剤成分が含まれているなんてことは普通はありえません(そんなことがあればそれこそ問題になります)。

警察が近くにいる状況でお茶とすり替えるなんて事が出来るとも思えません。臭い、温度、色ですぐに気付かれるはずです。

以上を理由に、実際はすり替えたのではなく「すり替えたと嘘を付いた」のが真実だと思います。お茶ではなく自分の尿だったから陽性だったのでしょう。

ASKA氏にとっては本当にすり替えたかどうかは重要では無く、「自分の尿ではない」という事に出来れば良いわけですから。

現時点では100%クロだとは言えませんが、ASKA氏の取った行動は実刑を免れる為に付いた嘘である可能性が非常に高いです。

人としての信用を落としたASKA氏

尿検査でお茶とすり替えるなんて無実の人が取る行動ではないんですよね。明らかに真っ当な人間がする行動ではありません。

法的に該当するかは分かりませんが、「公務執行妨害」にも当てはまりそうな気もしますし、非常に不誠実な対応ですよね。

本当に無実であれば堂々と検査に応じて潔白を証明し、名誉を棄損した警察に慰謝料を請求すればよいのです。でも、それをやらずに妨害行為を働いたのです。

一般的な人から見れば「人として最低」と映ることでしょう。

今回の件は不起訴は警察の失態

今回の件は警察の失態です。警察がきちんと採尿を目視していればこのような事態にはならなかったわけですから。

また、採取した検体を検査で全てを使い切ってしまい、「お茶とすり替えた」という主張の真偽を証明出来なくなってしまった事も問題です。

警察にとって最も重要だと言える「証拠」をこのような形で消失させたのは大失態です。

今回の様なずざんな管理体制が蔓延しているとしたら、同様の手口で不起訴を狙う薬物中毒者が続出することになります。

この大失態を教訓に信頼のある任務を務めてもらいたいものです。

ASKA再逮捕は時間の問題か?

今回の件で警察はASKA氏を徹底的にマークするでしょう。今回の汚名を何とかして返上したいわけですからね。

そもそも今回の件はASKA氏が「謎の組織”ギフハフ”に監視されている」などと意味不明な事を言い出したことが発端になっているようなものなんですよね。

覚醒剤を使い続ければ今後も意味不明な行動をするでしょうから、警察に逮捕されるのは時間の問題と言えるでしょう。

 

 - 雑記 ,