甘利明の元秘書が不起訴。ではなぜ大臣辞任したのか?
2016/08/18
つくづく法律は政治家に優遇されて作られていると感じる残念な結果でしたね。
あっせん利得問題で騒動の渦中にいた甘利明氏とその秘書ですが不起訴になったようです。この結果を聞いて納得いってる国民はほとんどいないはずです。
甘利氏を擁護する側も「野党が罠にはめたんだ!」と言っていたわけです。仮に罠だとしても罠にハマった時点で過失を犯したと認めているということなんですよね。
そもそもなぜ甘利氏は大臣を辞任したのか?
甘利氏は秘書の不起訴を聞き以下のようにコメントしています。
まさか元秘書らが法に触れるようなことはないと信じていたところであり、不起訴処分の一報を聞き、安堵した
法に触れないと信じていたなら何の為に辞任したのでしょうか?辞任する必要ありませんよね?
辞任したという事はそれ相応のやましさがあったという事です。グレーゾーンな事をやっている自覚があったという事です。
で、今回は運よく証拠不十分等の理由で不起訴になっただけという事なんです。
「違法では無い」ことを理由に好き勝手やり放題な政治家たち
今回の件は、あの舛添要一氏の「せこい」金銭問題と同じで、
「適切ではないが違法ではない」
という事なんです。
一般的な国民の感覚であれば、これはモラルに反する行為であり、法で取り締まるべきと思う内容なのですが、法律は政治家を裁いてはくれません。
日本の法律は政治家を優遇しているのです。それもそのはず、法律は政治家が定めるものですから、政治家が不利になるような法律を作りたくないわけですからね。
その上憲法までも政治家が変えようとしているわけですから、ますます政治家が好き勝手出来る国になりかねない状況にあるわけです。
法律も憲法も政治家を守る為のものになってしまえば、政治家が国民を意のままに操る事も可能になってしまうかも知れません。