自称愛国者は国家の味方だが、国民の敵であるということが「保育園落ちた日本死ね」騒動で判明
「保育園落ちた日本死ね」問題で自民党の「国民に対する関心の薄さ」が浮き彫りになったわけですが、自らを「愛国者」と称する人も同じみたいです。
「保育園落ちた日本死ね」ブログを批判する愛国者たち
ツイッターアイコンを日の丸にするような自称愛国者たちは、このブログに対して、
- 「日本死ね」なんて書くのは反日の在日だ
- 共産党の成りすましに決まってる
- どうせいつものサヨクでしょ
- 日本を貶めたいだけ
というように批判的です。
問題の本質は”慢性的な待機児童の多さ”にあるのに、「日本死ね」という言葉に原因があるかのように論点をすり替えているだけなんですよね。
安倍首相も「匿名だから事実か分からない」などと言って、待機児童問題に対する意識の低さを露呈させています。
自称愛国者だけではなく、安倍自民党議員たちも同じことをやった結果、2万8,000人もの人達が抗議の署名を出す事態にまで発展しました。
自称愛国者は国家の言いなりで、国民の事はどうでも良いらしい
政治家が自らの利の為に「保育園落ちた日本死ね」ブログの存在をうやむやにするのはまだ分かりますが、一国民である自称愛国者まで政治家と同じ事をやってるのは理解しがたいんですよね。
自称愛国者はしきりに「外国人を優遇するな!日本人を優遇しろ!」というような主張をする一方で、今回は国民の待遇を訴えている人を「反日」呼ばわりして批判しているんですよね。
もう、ワケが分かりません。
結局のところ自称愛国者たちは、国民の待遇などはどうでも良くて、安倍自民党を批判する人を批判したいだけの似非愛国者です。その姿はまるでカルト教団と変わりません。
待機児童問題は少子化を加速させ、国家衰退に直結する最重要課題です。
それを表面化させた「保育園落ちた日本死ね」ブログを非難して待機児童問題をうやむやにしようとする自称愛国者や自民党は愛国者でも保守政党でもありません。これこそ彼らがよく口にする「売国奴」ではないでしょうか?
国民あっての国家です。
国家が優先され国民の権利が蔑ろにされれば、それは北朝鮮のような独裁国家と変わりありません。
P.S.
本物の保守なら今こそ国民を軽視する安倍政権にNOを突き付ける時なのではありませんか?