【稲城市役所 放火 理由】アベノミクスによる格差拡大がテロリストを生む可能性
先日起きた稲城市役所での放火事件、少し前に起きた新幹線での焼身自殺事件、かつての秋葉原での無差別殺傷事件。これらの事件は日本人による日本に対してのテロ行為と言っても過言ではありません。
そして、これらの事件にはある共通点があります。それは『社会的格差』です。
重大事件の犯人は社会的格差に苦しんでいるケースが多い
トップニュースになるような事件の犯人の多くは社会的格差に苦しんでいる傾向にあると感じます。今回取り上げた3つの事件の犯人もそうです。
- 稲城市役所での放火事件:
税金滞納の督促に腹を立てたことが動機。つまり税金を払う経済的余裕が無かった。 - 新幹線での焼身自殺事件:
年金が少なかったことが動機。経済的不安で先の人生に希望が持てなかった。 - 秋葉原無差別殺傷事件:
派遣労働、借金未払いなどの事実。経済的不安があったと思われる。
このように、社会的格差が原因で事件を起こした可能性が高いと思われます。
もちろん、普通の人は格差があっても無くても事件は起こさないので、犯人の根本的な人格にも問題があるとは思いますが、仮に今よりも格差が少ない社会だったら事件が起きなかった可能性は十分にあるわけです。
アベノミクスで広がる格差、日本人テロリストが増殖する恐れ
アベノミクスは富裕層はこれまで以上の富を得て、それ以外の一般庶民はより逼迫した生活を強いられているのが現状です。もちろん、アベノミクスの理想は日本全体の活性化だと思いますが、そうなっていないのが現実なんですよね。
アベノミクスにより10年、20年後には日本全体が活性化するかも知れません。しかし、その間は富裕層と庶民の格差はさらに大きく広がるのではないでしょうか?
そうなれば、今回のように格差に苦しむ人がテロを起こす可能性がより一層増えることが懸念されると思うんですよね。
おわりに
先を見据えた計画も大切ですが、私たちが生きているのは現在です。日本全体が活性化する前に力尽きてしまっては意味がありません。