【無責任と嘘】安倍首相による「自衛官の軽視」と「事実のすり替え」
毎度のこと過ぎて頭が痛くなってきますが、安倍首相の発言は無責任と嘘で塗り固められていると思わざるを得ません。そして、今回の発言も・・・
自衛隊を危険に晒したのは誰か?
安倍首相の一連の発言が自衛隊の命を軽視しているとしか思えません。
16日、自衛隊高級幹部会同での訓示で安倍首相は、
現場の隊員たちが安全を確保しながら適切に実施できるよう、あらゆる場面を想定して周到に準備をしてほしい
と発言しました。
一見すると当たり前のことを言ってるだけのように思えますが、違うんですよね。
安倍首相が勝手に国民の意見を聞かず安保法制を強行採決したんです。つまり、安倍首相が今の状況を作ったわけです。
なのに、まるで他人事のように「隊員たちが安全を確保しながら適切に実施できるよう…」と言うのには物凄く憤りを感じます。
一体誰のせいで自衛官がより危険な任務を担うことになったのか
安倍首相。あなたのせいですよね。
中国の横暴は分かりますが、日本と中国が戦争に発展する可能性は限りなくゼロに等しいのは安倍首相自身が分かっているはずです。
そして、あちこちで戦争、空爆を繰り返すアメリカと軍事的同盟を強化すれば、その戦火が日本に来る可能性が高まるのも安倍首相自身が知ってるはずです。
「あらゆる場面を想定」をしなくてはならなくなったのは安倍首相が原因です。
これまでは他国の戦争に関わることは無かったので「限られた想定」で済んでいたのに、今後は他国の戦争に手を貸すことで「あらゆる場面を想定」しなくてはならなくなってしまったわけですから。
日本はこれまで安全だった。これからは危険な国へ
そして、安倍首相はこうも発言してます。
自衛隊の任務はこれまで同様危険を伴う。目的は国民の命と平和な暮らしを守りぬくことに変わりはない
これは事実のすり替えではないでしょうか?
「これまで同様危険を伴う」って明らかに嘘ですよね。安保法制のリスクを誤魔化すための姑息な言い回しです。
これまで日本は安全でした。
自衛隊が任務を全うしてきたおかげでもあると思いますが、戦後70年間日本は安全だったんですよね。その証拠に戦後70年間、戦闘で一人の死者も出していないんです。
しかし、3月に安保法制が施行されれば確実に日本は危険な国になります。
理由は簡単です。
アメリカの関わっている戦争、対テロ作戦などに日本も協力することになるからです。
これまで0人だった死者が、100人、1,000人と確実に増えるわけです。戦闘に参加して死なないわけがありませんからね。
安倍首相は「後方支援だから戦争に巻き込まれない」と言いますが、相手からしたら「日本は我々を殺そうとする米軍を支援している国」です。当然、日本も攻撃対象になり、それに応戦する形で戦争が起こるのは分かりきったことです。
首相が無責任で嘘つきでもまかり通る日本
安倍首相の無責任と嘘は今に始まったことではありませんが、それがまかり通ってしまうぐらい日本そのものが衰退しているということなのかも知れません。
そして、もう一つの問題がワンマン体質。独裁政権のことですね。
安保法制や集団的自衛権の必要性が全くないとは言いません。しかし、リスクを説明し国民に意見を聞くことも首相がやるべきことのはずです。国民の命に関わることを独裁的に決めて良いわけがありません。
首相の無責任な行動や嘘で国民が困惑し、身勝手で独裁的な政治で国民がリスクを負う、これを民主主義と言えるのでしょうか?