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舛添氏を推薦した安倍首相は”他人事”。棚上げして「気をつけよう、甘い言葉と民進党」と演説で失言

   

次々と不祥事が明らかになり日本中を騒がせている舛添東京都知事の政治資金の私的流用問題。

この問題に関して安倍首相はまるで他人事の様です。

これって、あまりにもおかしいですよね?(”あまり”と言えば甘利氏を任命したのも安倍首相です)

舛添氏を東京都知事に推薦し、演説を支援していたのは他の誰でもない安倍首相なのです。

舛添氏を推薦した責任を棚上げして演説で民進党批判

13日、安倍首相は大分県で演説を行ったのですが、その時の発言がこれです。

気をつけよう、甘い言葉と民進党

呆れてものが言えません。

普段であればこのくらいの批判演説があっても構わないと思いますが、今は安倍首相自身が推薦・支援していた舛添氏の問題で日本が荒れている状態なんですよ。それを棚上げして民進党を批判

いやー、もうね。

”責任”という言葉が頭に無いんじゃないか?って思うんですよ。本当に。

この惨状を見れば、国民は民進党以上に自民党・安倍政権に”気をつける”必要があります”甘い言葉”で「舛添氏は信用できる人物だ」と国民に信じ込ませたわけですからね。

 

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そもそも、”推薦”ってそんないい加減で良いの?

普通は人を推薦する時は実績だけではなく、「人として信頼できるか?」といった”人間性”も考慮する必要があると思うんですよね。なぜなら、人間的に信頼出来ない人を推薦して、万が一問題が起きた時の責任は推薦した人にもあるからです。

例えば、友人の紹介で異性を紹介したもらった場合、その人の人間性が最悪で、「借金を肩代わりさせられた」、「DV常習者だった」という被害に遭ったら、その友人の信頼はゼロになります。

つまり、人を推薦する時は、その人が「どういった人物なのか?」「誠実な人なのか?」などを”保証”しなくてはならないのです。

国民は議員の私生活や人間性を知りません。知っているのは政治家としての顔だけです。だからこそ、舛添氏の推薦者である安倍首相は舛添氏の人間性を理解した上で推薦すべきだったわけです。

舛添氏の元妻である片山さつき自民党議員は騒動後「舛添は以前から人間性に問題があった」と暴露しているわけですから、推薦する前に片山氏に「推薦するけど信用できる人なのか?」と尋ねれば良かったのです。

それを怠り、表面的な部分だけを見て推薦するのはあまりにも無責任ではないでしょうか? 安倍首相はきちんと責任を果たすべきです。

 

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