安倍首相の数々の『嘘』。それでも権力に媚びる保守右翼たち
2015/07/20
安倍首相は自分が嘘を付いている自覚は無いのだろうか?そして、嘘を付かれても安倍首相を支持している人は一体何を支持しているというのだろうか?
国民に嘘を付き、アメリカに媚びを売る安倍首相
安倍首相は先日行われた会見にて、
アメリカの戦争に巻き込まれるのではないか? 漠然とした不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。その不安をお持ちの方に、ここで、はっきりと申し上げます。そのようなことは絶対にありません
ですから『戦争法案』などといった無責任なレッテル貼りはまったくの誤りであります
と、このような発言をした。
自衛隊機の緊急発進急増も嘘…まるで“サイコパス”安倍首相の安保法制会見の詐術を検証
しかし、その少し前には自衛隊派遣の地理的制限を無くし地球規模でアメリカと協力する旨の発言をしたわけだ。
これは明らかな矛盾であり、結果的に嘘だと言うことになる。世界各地で戦争をしているアメリカの為に地球規模で自衛隊を派遣したら確実に戦争に巻き込まれるリスクが高まるのは子供でも分かることだ。「アメリカとの同盟強化が”抑止力”になる」と言うが、そのアメリカが戦争ばかりしているのだから、それ自体が矛盾しているわけだ。
アメリカばかりに良い顔をして、肝心の日本国民には嘘を付いて誤魔化す。一体誰の為の政治なのだろうか?
安倍首相の嘘は今に始まったことでない。TPPにしろ脱原発にしろマニフェストとは全く逆のことをやっているわけだ。平然と嘘を付く、公約を守らない。一体どこに安倍政権を支持する要素があるというのだろうか。
保守・右翼は一体”何”を支持しているのだろうか
それでも相変わらず右翼・保守は安倍政権を支持しているわけだが、嘘を付いたり意見がころころ変わる政権の一体何を支持しているのだろうか?嘘を付かれても「さすが安倍首相!」と持ち上げるというワケの分からない現象が頻発しているのだ。もはやこれは安倍首相を支持しているのではなく権力に媚びているようにしか思えない。
ちなみに権力に媚びるというのは珍しいことではない。例えば小さな子供でも親や先生の前では良い顔をする。人は基本的に権力者に弱い。
しかし、保守・右翼を自称する人達が権力に媚びていては駄目だろう。そんなのは保守でも右翼でもない。ただの『太鼓持ち』でしかないのだ。
保守・右翼だからこそブレてばかりの安倍首相を批判すべき
断言しよう、保守・右翼的な発言をする90%以上が権力に媚売るだけの『太鼓持ち』だ。
「自分は保守・右翼だ」と信念がある人こそ、不誠実な安倍首相を批判しなければならない。なぜなら保守・右翼という思想はその人の中にあるものであり、政治家によって左右されるものでは無いからだ。それなのに安倍政権批判をする保守・右翼が滅多にいないということは『太鼓持ち』ばかりだという何よりもの証明だ。政治家の主張によって思想が変わるようであれば自称するのは止めた方が良いだろう。