安倍首相の失言が国会議事録から削除!こうやって歴史は修正・捏造されていくのでは?
先日、安倍首相が自分を指し「立法府の長」と発言したことで、「三権分立すら理解してないのでは」と資質を問われた問題ですが、この失言が国会議事録から削除されたようです。
これはあまりにも酷いと言わざるを得ません。
国会議事録は国会の内容を正確に記すべきものです。事実と異なれば意味をなさないのです。
選挙で勝つため汚点を隠ぺいする不誠実さ
どうでもいい発言ならまだしも、この失言は国内のニュースで取り上げられるぐらいの問題発言だったわけです。それを削除するのは明らかに選挙で不利にならない為の証拠隠ぺい行為なんですよね。やることが汚すぎます。
同様に、渦中の舛添知事を推薦したことも、あっせん利得容疑で不起訴になった甘利氏や、買収行為で逮捕された田母神氏を任命したことも、無かったことにされるかも知れませんね(実際そんなことが可能かは分かりませんが)。
舛添知事の”言い訳”会見も相当見苦しいものがありますが、「さすがは推薦者」と言ったところでしょうか。
もちろん、「言い間違え」や「知識不足」というのは誰にもあることです。そこを追及しても仕方がありません。しかし、証拠の抹消というのは”故意”なんですよね。そこが問題なのです。
あの”従軍慰安婦問題”も証拠を抹消したのかも知れない
議事録の修正で問題になったのは一度ではありません。2015年安保国会での参院特別委員会でも問題になったのです。
こういった事があると、過去何十年の日本までもが疑われることになるんですよね。「今回やったように、これまでも修正してきたのでは?」という思いに至るのは簡単です。
日韓両国で長年問題になってきた従軍慰安婦問題だってそうです。
日本は「強制連行された証拠は見つからなかった」と主張しているわけですが、「今回のように証拠を抹消したのでは?」と疑われても仕方が無いわけです。
つまり安倍首相が今回やったことは日本全体の信頼を失わせるぐらい重大な問題なのです。
証拠は消せても記憶は消せない
証拠は抹消することは出来ても、安倍首相の不誠実さは消せません。むしろ、より一層根深く国民の記憶に刻まれるでしょう。
10年、20年後になって「安倍?あの嘘ばかりの政治家だっけ?」と思われたくなければ行動を改めるべきでしょう。