ここまで苦しくなった!安倍首相は庶民の生活実態を知らないから増税・アベノミクスを実行できる
2015/07/20
一向に庶民が恩恵を受ける気配が無いアベノミクス。一体どれだけの人が恩恵を受けているのでしょうか?そして、庶民が恩恵を受けるのは何年後になるのでしょうか?そもそも恩恵を受ける日は来るのでしょうか?
アベノミクスによる物価上昇に加え、8%に引き上げられた消費税。2017年4月には10%に引き上げられる予定です。専門家によると最終的には20~30%にまで引き上げられるとも言われています。
高額所得者はアベノミクスの恩恵を受けられるわけですし、いくら増税したところで生活に変化はないでしょう。しかし、一般庶民のなかにはライフスタイルを変えざるを得ないぐらいのダメージを受ける人も多く存在します。それを安倍首相は理解しているのでしょうか?
年収ラボの統計によると、年収300万円以下の割合は40.9%、男性では年収300~400万円台がボリュームゾーン、女性では年収100~200万円台がボリュームゾーンとなっています。ざっくり言って20代の半数は年収300万円以下、月収手取りで20万円ほどと考えて良いでしょう。
千葉県柏市に住む年収300万円20代男性の出費モデルケース
アベノミクスと増税でどれほど生活が苦しくなるかモデルケースを考えてみました。各数値は人並みに生活した場合を想定したもの、家賃等は柏市の相場価格を参考にしています。
- プロフィール
- 居住地:千葉県柏市
収入:年収300万円(手取り月収20万円)
年齢:20代
性別:男性
車:有り
ごくごく一般的なステータスだと思います。都内ではないので車も沿線に住んでいなければ必要です。
では月の出費・支出はどのようになっているのか?彼の家計簿を見てみましょう。
- 変動費
- 食費 :30,000円
光熱費:10,000円
雑費(衣服、雑貨):4,000円
交際費:10,000円
趣味:10,000円
ガソリン代:5,000円 - 固定費
- 家賃:53,000円
駐車場:8,000円
携帯通信料:6,000円
ネット:3,000円 - 積立・貯蓄など
- 車検・保険・車税:12,000円
物件更新・保険:4,000円
貯蓄:40,000円
携帯(3年毎に買い換え):2,000円
パソコン・モニタ(3年毎に買い換え):3,000円 - 出費合計:200,000円
いかがでしょうか。ピッタリ手取りと同じ20万円に収めてみました。ごく一般的なモデルケースではないでしょうか?(本当はこれに加えて、車の買換え、結婚式お祝い金、医療費なども必要ですが20代のモデルケースなので考慮していません)
車関係の出費が計2万5,000円と高いようにも感じますが、都内の場合はその分家賃が高くなりますから、置き換えればトントンだと思います。
食費は朝夜は自炊、昼はワンコインランチあるいはコンビニを想定しています。食費は男女で変わりそうですね。20代男性なら1人で2人前食べる人も多いですからね。そのぶん金額も増えてしまいます。
親孝行な優しい人であればこれに加えて両親に仕送りをしたりするわけですし、突発的な出費(テレビ壊れた、車ぶつけたなど)が必要になる場合もあります。そのために食費や趣味にかかるお金、交際費を泣く泣く削ってやりくりするわけです。
アベノミクスでの物価上昇や更なる増税でどうなるか
年収300万円は20代では決して少ない収入ではありません。しかし、不自由なく人並みに生活し、将来に備え貯蓄するだけでギリギリです。食費も3食自炊にしても2万円ぐらいが限界でしょう(肉の代わりにオカラを使うみたいな節約レシピは考慮しません)。
そこに更なる物価上昇や増税の波が押し寄せたらどうなるでしょうか?
すでにギリギリのところでやりくりしているわけですから、今までと同じ生活は出来なくなるわけです。
例えば、今の趣味を諦めお金のかからないものに変えたり、車を売って自転車で片道1時間かけて通勤するといった方法で乗り切ることは出来ます。しかし、この変化は相当な負担になるはずです。
また、将来給与が増えることを想定して今は毎月の貯金額を減らすという賭けに出る方法もありますが、今後更なる物価上昇と増税があれば給与が増えたところで実質賃金は増えるどころか減ってしまうかも知れません。
「頑張ってもっと良い職に就け!」と言う人もいるでしょうが、勝ち負けがあって世の中が成り立っているわけです。良い仕事に就けるのは、良い仕事に就けていない人がいるからです。それでも人並みに生活する為に限られた収入で堅実にやりくりをしているわけです。
政治家は庶民的視点を持つべきだ
政治家といえば仕事をサボって遊び歩いていたことで一躍有名になった上西小百合議員。政界のエリカ様とか言われていますよね。弁解会見でのあまりの往生際の悪さに橋下大阪市長も見限ったようですが、そんな議員ですら年間3,000万円以上収入を得られるわけです。他にも発狂でおなじみ野々村竜太郎議員、元首相の娘である小渕優子議員、そして安倍首相にも様々な問題や疑惑が尽きません。
また、昨年末に行われた解散総選挙も「大義がない」と国民の7割近くが反対したにもかかわらず強行しました。案の定結果は何も変わらず。選挙費用700億円が無駄になったわけです。
このように、とにかく庶民感覚がゼロなんですよね。基本的に大物政治家はそういう家系のお坊ちゃま・お嬢様である場合が多いので庶民感覚を期待するのがおかしいのかもしれませんが。。。
何はともあれ国民の大半は慎ましく生きている庶民なわけです。いくら日本の経済を再生する為のアベノミクス・増税であっても、庶民が恩恵を受けるのに10年、20年もかかってしまうとすれば、恩恵を受ける前に力尽きてしまいます。政治家に庶民を思いやる気持ちがあるなら、打開策を見出してもらいたいところです。
ギリギリの生活で悩んでいる人はブログを始めよう
ちなみに私もこのモデルケースのような生活をしていましたが、昨年ぐらいからこのブログを収益化(アフィリエイトを利用)することに成功したのである程度ゆとりのある生活が出来ています。半年真面目に取り組めば月5万円ぐらいならブログで稼ぐことは難しくありません。
ギリギリで生活している人にとっての5万円はかなり大きいです。家賃と同額ですからね。生活にゆとりが欲しいという人は是非始めてみてください。隙間時間を収益化できるのでオススメです。
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