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首相補佐官、集団的自衛権を10代女子に論破され逃亡

      2015/07/20

首相補佐官である礒崎陽輔氏が、集団的自衛権について10代女子に反論されたことに腹を立て失言。そして、流石にまずいと思ったのか逃亡(アカウントブロック)するというあり得ない騒動が発生しました。

国のトップである”首相”の補佐官が10代の子供以下のことしか言えないのは流石に問題ですよね。一連のやり取りを抜粋してみましたのでご覧ください。

首相補佐官と10代女子のやりとり

続きは下記のサイトにまとまっていますので宜しければご覧ください。
国家安全保障担当内閣総理大臣補佐官 礒崎陽輔 集団的自衛権について10代の若者に叱られる。

10代女子の「バカ」発言は間違っていない

礒崎首相補佐官は「バカ」と言われたことに対して子供のような返しをしていますが、よほど悔しかったのでしょう。でも「バカ」というのは間違っていません。

10代女子が言うように「戦争」を「火事」に例えるのは間違っていますし、集団的自衛権を「都合よく」解釈していると言わざるを得ません。つまり言葉通り「バカ」な例えなんですよね。そもそも集団的自衛権は消火活動ではなく放火活動ですから(燃やし尽くすことで解決するわけです)。

よく「バカ」という言葉を侮辱的な言葉だと解釈する人がいますがそうではありません。バカがバカと言われるのは当然のことなんです。犯罪者が犯罪者と言われるように。我が子がバカなことをすれば「バカなことをするな」と叱るわけです。

首相補佐官は国民を騙さず筋の通った発言をすればよい

礒崎首相補佐官の子供染みた対応は安部政権の程度の低さを露呈しただけです。

集団的自衛権は消火活動のような「人助け」ではありません。対テロならまだしも国と国の問題です。つまり絶対的な正義はありませんし、米国に敵対する国からしたら日本はただの「人殺し」でしかなくなってしまうのです。

このような「リスクを加味した上でも集団的自衛権の必要性がある」ということをきちんと説明することが今回やるべき対応だったのではないでしょうか?

嘘で騙せば説得力も何も生まれません。国民を説得することは政治家の仕事ですから、それを疎かにするのは職務放棄とも言えます。 安倍首相自身が嘘で国民を騙すようなことをやり続けているわけですから、首相が変わらないことには期待が持てませんけどね。

今回のように国民に嘘を擦り込んで洗脳していく方法が我々が知らないところで以前から行われていたとしたら恐ろしいことです。韓国や中国の反日教育を批判できる状況じゃありません。我々の歴史認識が嘘で塗り固められている可能性も出てくるわけですから。

若いって素晴らしい

たしかに10代女子も言葉遣いが悪いというのもありますが、若さゆえの特権でしょう。成人し社会に出れば言葉も態度も丸くなります。

けど、そういう若さが羨ましいって私は思いますね。なぜなら、同じようなことを思っていても首相補佐官に対してここまで言えませんからね。世間体とか色々気にしてしまうわけです。

でも、国民の意見や不満を直接政府の中核にぶつけることは本当は必要なことなんですよね。国民が黙っていれば政府は暴走しどんどん悪い方に進んで行ってしまうわけですから。

若者の権力を物ともしない勇気、我々も学ばなければならないと思います。

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